リクルートエージェントに登録すると、担当者から「電話面談」を提案されるケースがあります。
本ページでは電話面談で多くの方が気になる疑問について解説していきます。

・ぶっちゃけ電話面談は脈ナシなの?
・電話面談後に連絡がこない…なんでか理由を教えて!
・電話面談を行うときに心がけることを教えてほしい!
転職したくてリクルートエージェントに登録したのに『電話面談のみ』だったり『電話面談後に全く連絡がこない』なんてケースは少なくありません。

このページではリクルートエージェントの①電話面談の内容②電話面談のみだった場合の準備③電話面談後に連絡がこない場合の対処法についてお伝えしていきます。
エージェント側の裏側を理解して、優先的に優良求人を紹介してもらえるように働きかけましょう!
【どうしてもリクルートエージェントから連絡がこないとき】
- どうしてもリクルートから連絡がこない場合は、1度諦めて別のエージェントを活用しましょう。
- 代替できるおすすめエージェントは【No.2で非公開求人の多いdoda】と【サービスNo.1のJACリクルートメント】の併用がベストです。
- リクルートエージェント以外にも、優秀なエージェントはありますので、幅広いアドバイザーとやり取りするのが大切です。
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この記事を書いている僕は、コンサル歴10年の戦略コンサルタントです。
当ブログ『ビジネスギーク』でコンサル転職情報やビジネスノウハウを発信してます。
現在ブログ歴1年3か月ほどです(30代前半)
1.リクルートエージェント電話面談の内容
初めにリクルートエージェントの電話面談の内容についてお伝えします。
1.1.電話面談の内容
リクルートエージェントに限らず、転職エージェントに登録すると面談が行われます。
ちなみに電話面談の内容は通常のキャリア面談内と変わりません。面談では大きく2つについて話をします。
- あなたのキャリアの棚卸しについて
- 転職に関する条件を整理
キャリアアドバイザーの力を借りて、あなたのこれまでの経歴を整理しながら、どんな転職をしたいのか考えていくのです。
また面談時間は1~1.5時間です。無料にもかかわらず、キャリアの棚卸しから、転職条件のヒアリングまでみっちり聞いてくれます。

1.2.電話面談がおすすめの人
電話面談がおすすめなのは次のような人です。
- 遠方に住んでいる人(リクルートは比較的地方にも拠点あり)
- 忙しくて時間がない人
- 仕事が遅くまであるため、時間内にエージェントオフィスに行けない人
2020年以降はコロナの影響で『リモート面談』が増えてきました。
これまで以上に場所に関係なく電話・ビデオ面談が普通になることは容易に予想できるでしょう。
2.リクルートエージェントの電話面談はぶっちゃけ『脈ナシ』?
2.1.電話面談の場合は『脈ナシ』の可能性が高いです
結論、登録後に電話面談を勧められる場合は『脈ナシ』の可能性が高いです。
なぜなら職歴やスキルを見て『どうしても企業に転職を勧めたい人材』であれば、アドバイザーが直接見てチェックしたいはずだからです。
シビアな話ですが、アドバイザーは求職者の魅力があると感じれば「直接お会いして1度お話させていただけますか?」と連絡をするはずです。その声がかからないということは脈ナシの可能性が高いと理解しておきましょう。
コロナ環境下で本当にリモート面談・電話面談を推奨している場合もありますので、自分に好意を持ってくれているかは客観的に見極める必要があります。
2.2.そもそもリクルートエージェントは電話面談率が高め
とはいえリクルートエージェントは、求人数No.1の転職エージェントです。
非公開求人は20万件以上を超えており、知名度と人気ダントツNo.1なので、利用者数が多く結果的に電話面談率が高くなってしまうのです。


3.リクルートエージェント登録後に『電話面談のみ』だった場合の対処法
リクルートエージェントから電話面談を依頼されてもまだチャンスはあるので安心してください。
ここからは万が一、電話面談のみの場合の対処法を解説していきます。
- 電話面談で魅力を伝える準備をする
- 「今すぐ転職したい」と熱意をアピールする
- 希望条件を広げる・見直す
3.1.電話面談で魅力を伝える準備をする
電話面談が決まったら、環境は変えられないので電話面談であなたの魅力を存分に伝えられる準備をしましょう。
最初は魅力を感じていないキャリアアドバイザーもあなたの人柄・実績以上の熱意や可能性を感じることで、求人を紹介してくれる可能性があるからです。
当日は次のような質問があるので、きちんと答えるために万全の準備が必要です。
- 今までのキャリアの確認
- 転職理由
- 転職希望業界・職種とその理由
- 転職時期
- 転職の希望条件

キャリアアドバイザーはあなたの職務経歴書を元に質問をしますので、職務経歴書と話の内容がずれないように注意が必要です。
また当日は電話面談のため、自分の声の特徴をボイスメッセージであらかじめ聞いて、聴きやすい声のトーンやスピードを研究しておきましょう。
3.2.「今すぐ転職したい」と熱意をアピールする
電話面談からあなたの優先度を上げてもらうコツは『今すぐ転職したい』と熱意をアピールすることです。
理由はあなたが今すぐ転職すれば、すぐにキャリアアドバイザーの売上に繋がるからです。
たとえあなたが300万で転職したとしても、エージェント側には30~35%の100万近い収益が入ります。

3.3.希望条件を広げる・見直す
最後に電話面談の中ではなるべく希望条件を広げるようにしましょう。
また話の中で自分の希望条件が狭すぎると感じた場合はアドバイザーと調整する気持ちが重要です。
既に実績とスキルがあれば別ですが、実績がない状態で無理を伝えると紹介できる求人がなくなってしまうので注意しましょう。

4.リクルートエージェントから電話面談後に連絡がこない理由
電話面談後にリクルートエージェントから「連絡がこない」場合があります。
待っておけばいいのか、脈がないのかわからず不安になる人もいると思いますが連絡がこない理由は大きく3つあります。
- キャリアアドバイザーが魅力を感じてない
- 条件が厳しすぎて紹介できる求人がない
- キャリアアドバイザーが忙しすぎて後回しになっている
4.1.キャリアアドバイザーが魅力を感じていない
電話面談後に連絡がこない理由の1つめが『キャリアアドバイザーが魅力を感じていない』からです。
キャリアアドバイザー側が『職歴とスキルが希望企業とマッチしない』と感じると連絡がこなくなります。いずれにせよ、アドバイザーがどのように感じているのか正直に電話で確認してみましょう。

【紹介してもらえる求人があるか確認するための電話】
○○様
お世話になっております。○○です。
先日はお忙しい中電話面談をさせていただきありがとうございました。
その後ご連絡がなかったため、ご連絡させていただきました。
お話させていただいた希望条件に合う求人はありそうでしょうか?
もし難しいようであれば、別のエージェントも検討する必要があると感じておりますので、正直ベースで構いませんので教えていただけますと幸いです。
4.2.条件が厳しすぎて紹介できる求人がない
2つ目は条件が厳しすぎて紹介できる求人が少ないことです。
たまにあれもこれもと厳しい条件を設定する人がいますが、妥協点も見つけなければ求人が見つからないケースもあります。

自分の実力と条件がマッチしているかはミイダスを利用して客観的に把握しておきましょう。
4.3.キャリアアドバイザーが忙しすぎて後回しになっている
最後にキャリアアドバイザーが忙しすぎて連絡が後回しになっているパターンです。
お伝えした通り、リクルートエージェントは利用者数が業界No.1のため、一人のキャリアアドバイザーが数10人の転職希望者をサポートします。
結果的に担当者が連絡したくても、時間と他に優先する転職者の存在から連絡が後回しになる可能性があります。
いずれにしても、連絡がこないということはあなたの優先度が低い可能性がありますので、自分から進捗確認の連絡を入れましょう。
5.僕がリクルートエージェントの電話面談を絶対おすすめしない理由
ここまで①電話面談と②面談後に連絡がこない場合の対処法についてお伝えしました。
しかし正直ところ僕は『電話面談は全然おすすめしません』その大きな理由は次の通りです。
- 顔も見えない状態であなたの良さと熱意は伝わらない
- あなた自身もキャリアアドバイザーの特徴が理解できない
人生で最も重要なイベントである『転職活動』を顔も知らない見ず知らずのキャリアアドバイザーに任せるのは普通に考えて超危険です。
5.1.顔も見えない状態で100%あなたの魅力と熱意は伝わらない
僕が電話面談をおすすめしないのは、顔も見えない電話面談ではあなたの魅力と熱意が100%伝わらないからです。
転職に関する熱意は本来、あなたの印象・声や口の動き・ジェスチャー・オーラで伝わります。
これらの魅力を伝えられる方法がないとなると、アドバイザーにあなたの魅力を100%伝えるなど不可能なのです。
また、キャリアアドバイザーはあなたの姿も見えないので「この人のために100%求人を紹介したい!」という思いにもならないはずです。
〇:直接会ってあなたのこと理解し、絶対おすすめな給仕を紹介してくれる。更には企業にあなたのことを100%推薦してくれる。
✕:電話で条件を聞いて、なんとなくいいなと思った求人案件をあなたに流すだけ。
どちらがいいかは自明の理ですよね。どうしても難しい場合はせめてリモート面談できないか相談してみましょう。
どうしても電話しか難しいようであれば、断ってもいいんじゃないかというのが僕の考えです。
5.2.あなた自身もキャリアアドバイザーの特徴は理解できない
電話面談をおすすめしない2つ目の理由が、あなた自身もキャリアアドバイザーの特徴が理解できないからです。
電話面談のみの転職サポートは、言い換えるならば、自分の子供を会ってもない塾講師・スポーツクラブ・大学に預けるようなものです。
当然担当の先生に直接会って、本当にこの人は大丈夫かと理解してから任せますよね?

確かにリクルートエージェントは業界最大手の人気エージェントですが、電話面談したアドバイザーにサポートをもらうくらいなら、絶対直接会った別のエージェントのアドバイザーにサポートをもらってください。
あなたの人柄、実績や経験、熱意を理解したパートナーが絶対あなたのために必死になって優良案件を見つけてくれるはずです。
6.リクルートエージェントで電話面談のみなら他のエージェントに登録しよう
ここまでリクルートエージェントの電話面談になった場合と連絡がこない場合の対処法をお伝えしました。
とはいえリクルートエージェントが電話面談を依頼する場合や連絡がこない場合はチャンスが少ないので、他のエージェントを併用するのがおすすめです。

リクルートエージェントよりも審査が優しく、直接面談の可能性が高いエージェントは3つです。
6.1.おすすめ転職エージェント①:doda
公式サイト:https://doda.jp/
『doda』は、8万件以上の求人情報を取り扱う大手転職エージェントです。
特徴は業界経験者を対象とした求人を数多く取り扱っており、求人年収が比較的高めであることです。
更に転職者の満足度がNo.1である(※公式サイト/電通バズリサーチ調べ)こともポイントと言えます。
doda(デューダ)の評判・口コミは?『2大エージェント』がすごい11の理由
サービスも丁寧で求人サイトの質も高いので『転職サイト』と『転職エージェント』を組み合わせる相乗効果が高いエージェントです。

6.2.おすすめ転職エージェント②:パソナキャリア
公式サイト:https://www.pasonacareer.jp/
パソナキャリアはリクルートエージェントに次ぐ2番目に大きな転職エージェントです。
パソナキャリアの強みは転職時の年収アップ率が67.1%と確かな実績を誇っていることです。
またエージェント利用者の半数以上がこれまで転職経験がなく、転職が初めての人に高評価を受けています。
【パソナキャリアの評判】初心者にサポートが手厚いのは本当?実体験と口コミを解説‼
【僕のパソナキャリア体験談】
僕も実際にお世話になりましたが、最もコンサルタントに清潔感があり、キャリア相談に親身になってくれました。
更にはパートナーのきめ細かなサポートが目立つ転職が初めての人でも安心感抜群の会社です。
スタッフが若くサポート経験値が低い場合があります。任せきりにせずに仕事を探すことも成功のポイントです。

6.3.おすすめ転職エージェント③:マイナビエージェント
公式サイト:https://mynavi-agent.jp/
『マイナビエージェント』は転職を検討する20-30代であれば、必ず登録したい転職エージェントです。
新卒採用でお世話になる『マイナビ』が運営しており、大手からベンチャーまで求人数が豊富です。
特に『ITエンジニア専用転職サポート』や
『金融専門転職サポート』や
『女性専門転職サポート』など、専門サポートが充実しているのポイントです。
マイナビエージェントの評判・口コミは?20代や未経験に人気の理由
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第二新卒社員、20代-30代の人はまず登録しておきましょう。
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