・仕事を辞めたいけど、辞めていいか・ダメかわからない
・仕事を辞めていいか、どうやって判断すればいいの?
・仕事を辞めた後のリスク?いざ仕事を辞めるって決めたらどうすればいい?
仕事を辞めたいけど、今自分が辞めていいか判断できないこともありますよね…。

辞めるべきにもかかわらず辞めないとキャリアUPの機会を逃し、まだ修行すべきなので辞めてしまうと次の会社でも失敗してキャリアが傷つきます。
今回は今辞めるべきか迷っている人に向けて『仕事を辞めていい人・ダメな人を判断する方法』についてお伝えします。
本記事を読むことで、今辞めるべきか判断が付き、辞めるときもノーリスクで辞める方法がわかります。
キャリアは人生においてお金・心身の状態・時間などの点で大きな影響与えるため、間違った選択をすると後悔するどころか後戻りできなくなります。
僕自身も、会社を辞めたいけど辞めていいか決心がつかず、5年が経ってしまい途方もなく後悔しました。
この記事を読んでくれているあなたはそうならないためにも、本記事の判断方法を読んで、転職すべきか早急に判断してくださいね。

この記事を書いている僕は30代で、現役戦略コンサルタントとして10年働いています。
当ブログ『ビジネスギーク』で転職情報や年収を上げる方法を発信しています
:https://twitter.com/yuro_tasteearth
1.仕事を辞めた人の約8割が満足している事実
この記事を読んでくれている人は「今の自分で転職してもいいのかな?」と悩んでいると思いますが、大丈夫です。
転職会議によると、転職者の約75の人が、転職に成功したと感じています。
どんな結果であれ、自分が本当に辞めたいと思ったときの転職はいい方向に行くケースが多いようです。

2.仕事を辞めていく人にありがちな特徴
仕事を辞めていく人にありがちな特徴は次の通りです。
- キャリアの節目を迎える人
- 仕事で成果を出せる人・自発的に仕事に取り組める人
- 真面目な人・ストレスを貯めやすい人
- 仕事ができない人・成果が出せない人
①②の人は前向きな転職が多いですが、③④の人は転職してもうまくいかないケースが多いので注意が必要です。
2.1.キャリアの節目を迎える人
1つめのパターンはキャリアの節目を迎える人です。転職が多い時期は次のパターンです。
- 入社1-3年目(22歳から25歳)
- 28歳から30歳まで
- 30歳から35歳まで
入社1~3年目は、今の仕事が合っているか、このままでいいのか模索する時期です。
28歳から30歳にかけて、今の会社のままでいいのかと不安に感じた社員が初転職に臨んだり、25歳頃転職した社員が2度目の転職に臨む機会です。
そして30歳から35歳にかけて、自分の向いていることやできることが見えた中で最後の転職に臨む人が多いのもこの時期です。
≫仕事を辞めたいけど「とりあえず3年働くべき?」3年目以内転職で得るものと失うもの
2.2.成果を出せる人・自発的に仕事に取り組める人
『成果を出せる人』や『自発的に仕事に取り組める人』も、よりレベルの高い仕事の機会と年収を求めて転職します。
なぜなら彼らは、試行錯誤を繰り返し何としてでも成果を出すため、自社・他社から引っ張りだこだからです。
彼らは『転職は年収アップに必須』と考えており、転職しない人はあり得ないくらいで考えています。

これからますます優秀な社員はビッグカンパニーに引き抜かれたり、転職を繰り返すことで、年収格差が生まれていくでしょう。
参考記事:プロがおすすめするコンサル転職エージェント12社ランキング
:外資系に強い転職おすすめエージェント・サイトランキング15選
2.3.真面目な人・ストレスを貯めやすい人
真面目な人は大量な業務を全て自分でこなすべきと考えており、心身を壊しやすく、辞める傾向にあります。

また、ストレスをため込みやすい人もはけ口や相談相手がおらず、耐えきれなくなって辞めることがあります。
パワハラ上司が相手だと反論することもできず、最終的に辞める選択に落ち着いてしまうケースもあるのです。
参考記事:【ブラック企業あるある】思い出すと恐怖『超ブラック企業50の特徴』
2.4.仕事ができない人・成果が出せない人
最後に仕事ができない人や成果が出せない人です。僕も経験がありますが、このパターンが最も辞める数が多いです。
なぜなら、仕事ができないと上司との人間が悪くなったり、仕事のストレスが大きくなりうつ病にかかりやすいからです。
また成果が出ないと給料も上がらず、残業時代も次第と伸びるなど耐えきれず、辞めてしまう人が多いです。
≫仕事ができない人の特徴15選と、辞めたいときの18の解決法
3.みんなが仕事を辞めたい15の理由
仕事を辞めたいと感じる理由は様々ですが、それぞれに合わせて根深い悩みが存在します。
- 病気やうつの手前
- 上司との人間関係が合わない
- 仕事が辛すぎて、耐えられない
- 貧乏から抜け出したい・給料を上げたい
- 労働時間が長すぎる。時間が欲しい。
- 仕事の将来が不安でしかない。
- 20代でキャリアアップ転職に失敗したくない。
- 定時で帰りたい。
- 福利厚生がいい会社で働きたい
- 同僚や上司を見返したい
- やりがいのある仕事がしたい
- グローバルで活躍したい
- 独立したい・誰にも指図されたくない
- 好きなことに挑戦してみたい
- 結婚・妊娠
仕事を辞めたい理由と対処法については『仕事を辞めたい15の理由』と悩み別の解決策を徹底紹介!【あなたはもう十分頑張った】を参考にしてみてください。
大切なのは、仕事を辞めたいと感じるのはあなた自身の気持ちが重要だということです。

4.仕事辞めたいときに辞めていい人
仕事を辞めたい時に辞めていい人は次の8パターンです。
4.1.人間関係がつらすぎる人
仕事を辞めていい1つめのケースは「人間関係がつらすぎる人」です。
なぜなら人間関係がつらいと仕事に集中できず、最悪のケースうつ病に発展するからです。
引用元:https://ten-navi.com/hacks/retire-21-8400
リサーチ結果によると『本当の退職理由』は人間関係が4分の1を占めており、1番多いのです。

参考記事:上司へのストレスが限界な人の悩みを解決する『超具体的な6つの対処法』
4.2.うつ病・うつ病の疑いがある人
現在、うつ病の人やうつ病の疑いがある人は、早急に辞めましょう。
なぜならうつ病は自信も失わせ、仕事へのモチベーションもなくなり、最悪の場合、職場復帰できなくなってしまうからです。
またうつ病になった事実が恥ずかしくなり、周りの目を気にするようになって集中力もなくなるなど危険です。

4.3.今の仕事が圧倒的に向いていない人
3つ目は今の仕事がどう考えても向いてない人です。向いてないとは次のような状態を指します。
- 得意ではない、あまりにも経験値が少ない
- 他の人は簡単にできるが、自分は何回やってもうまくできない
- やりたく無くてしょうがない、苦痛でしょうがない
同じ職種で2-3年以上働いても、上記に当てはまる人は仕事が向いていないので、転職を検討しましょう。
仕事で成功するポイントは『自分が好きなこと・得意なこと』で勝負することです。

≫仕事がつまらないと感じる理由と誰でもやりがいを感じる秘訣を紹介
4.4.希望職種に配属されない人、やりたいことができない人
どれだけ依頼しても、希望職種に配属されない人も辞めていい人です。
なぜなら、上記でもお伝えした通り、人は好きなことに取り組むほど成長が早く成功しやすいからです。
好きなことであれば、興味があるので自分から努力して情報収集したり挑戦と改善を繰り返すからです。

4.5.給料が上がらない、見込みがない
どれだけ頑張っても給料が上がらない・上がる見込みがない人も転職していいパターンです。
理由は、成果を出せるだけあなたの労力が無駄になるからです。
成果が出ていないにもかかわらず給料をもらうのは間違いですが、頑張っても報酬がもらえない場合、その会社の運営に問題があります。
周りで給料が上がっている人が少ない、会社としてボーナスが少ない場合はビジネスモデルに問題がある、もしくは会社の経営(経費の使い過ぎ・成果を出してない部署に給料が分散している)可能性があるので注意しましょう。
参考記事:【給料が上がらない人の特徴7選】給料を上げる方法と昇給交渉術を解説!!
4.6.会社の将来が不安
会社の将来が不安な場合も、転職エージェントに相談して次の会社を検討しておきましょう。
- 将来的に縮小する業界
- 40代-50代がずっと居座っている会社
- 社内で批判が多い会社・アイデアが採用されない会社
なぜなら将来的に落ち込む業界や、会社の売上が悪い会社にいても給料が増えないからです。
またキャリアを積めないまま年を重ねてしまい、将来のチャンスがなくなってしまうため、いつまでも留まるのは危険です。
関連記事:【効果実証済】将来が不安でしかない…うつや仕事で眠れない人の解消法11選
4.7.長時間労働や残業で時間がなさすぎる
7つ目は長時間労働や残業で時間がなさすぎる人です。
理由は時間がないと、人生において大切な家族との時間や余暇の時間、更に自分を成長させるための時間が取れないからです。
働きすぎると時間が無くなるばかりでなく、心身ともに疲弊して体を壊したりうつ病になる場合もあります。
具体的にはブラック企業で働いていて始発終電帰りの人、土日祝出勤の人も、一度自分の現状を見つめなおしてみましょう。
参考記事:社会人の勉強時間の作り方17パターンを暴露!【超激務なコンサルが効果実証済み】
4.8.現状を変えようと努力と挑戦をした人は転職しよう
現状を変えようと努力してどうしてもダメだと感じた人は、諦めて転職しましょう。
なぜなら、現実的に一人の力で会社の風土や制度を変えるのは不可能に近いからです。
仕事を辞めたい理由が自分で何となるものであれば交渉するべきですが、どうしようもない場合は、何年たっても恐らく状況は変わりません。
会社が代わるだけで、驚くほど環境や働き方・年収や待遇が変わることもありますので、まずは転職エージェントに相談してみましょう。
前職のブラック企業から転職しただけで、年収が倍になった。労働時間も半分に減った。でも実際、仕事内容はあまり変わってない。大切なのはどの業界・どの会社で働くか。給料の上がらない会社でどれだけ頑張っても給料は上がらない。今は個人が会社を選べる時代なので、こちらが主導権握ろう。#転職
— ゆーろ@超ブラック→コンサル転職で人生逆転中 (@yuro_tasteearth) February 7, 2021
5.仕事を辞めてはダメな人
次に『仕事を辞めてはダメな人』について解説します。辞めない方がいい人は次の通りです。
5.1.不平不満を言うだけで何もしない人は辞めない方がいい
厳しいことを言うようですが、会社に不平不満を言うだけで何もしない人は辞めない方がいいです。
なぜなら、つらい・厳しい局面に立たされたときに、自分で問題解決する力がないからです。
このような人だと、転職しても嫌なことがあると解決するのを諦めたり、会社のせいにして現状が変わりません。

自社の問題を解決する視点が持てるようになれば、顧客や自社の問題を見つけ解決できるようになるので、より成果も出るでしょう。
≫【毎日うんざり】愚痴ばかりの職場から逃れる『7つの方法』※居座ると人生終わる件。
5.2.「上司が教えてくれない」と他責の人
「上司や会社が教えてくれない」と受け身&他責の人も辞めない方がいいでしょう。
理由は、誰かが手を差し伸べてくれない限り、一人では問題解決ができないからです。
問題が起きたときに、自分で調べて解決できない人や、わからない部分を自分から率先して聞けない人は、どの企業に行ってもうまくいきません。
転職する場合は即戦力人材が求められますので、入社1年目以降の人は何でも自分でできるようになりましょう。
≫【情報共有しない上司の目的は?】”情報モラハラ”上司の下で働くデメリット
5.3.職場の環境のせいにする人
職場の環境のせいにばかりする人も、環境が変わると上手くいかないため転職してはダメです。
なぜなら、今ある環境を認めて、頭を使って現状打破できなければ、決して成果は出ないからです。
「会社のせい・上司のせい・今いる自分の環境のせい」と思っている人は、考え方を改める必要があります。
『問題が問題ではなく、問題の捉え方が問題なのだ』という言葉がありますが、今ある現状からどうすればうまくいくのか考えられる自分になりましょう。
5.4.家族・親の介護のために辞めるか迷っている人
家族・親の介護のために辞めるか迷っている人も、日々の介護で心身ともに疲れていると思いますが、少し考えてみてください。
なぜなら、介護や家族を理由に会社を辞めると、再就職が難しくなるからです。
焦る気持ちもわかりますが、まずは会社や上司に相談してみましょう。介護問題は社会問題にもなっているので、会社の理解も得やすいはずです。

5.5.仕事で疲れている人は辞めない方がいい
長時間労働が続き、心身ともに疲弊している人は今は辞めてはダメです。
なぜなら心身が疲弊している状態では、正しい判断と選択ができないからです。
仕事を辞めるかやめないかは人生を左右する重要な決断なので、前日ゆっくり寝て、土日の朝など『一番思考がクリアなタイミング』で決断しましょう。
≫【もう疲れた…】20代でも仕事を一切したくなくなる理由と『最短でFIREする7つの方法』
5.6.40代以上や高齢になってからの退職
思った以上に次の転職は厳しいため、年齢が高めの人も、辞める前にきちんと考えるべきです。
企業は、別業界から新事業アイデアを生み出せる『優秀な20代・30代』を採用しようとしています。
あなた自身に、ビジネス開発経験があれば話は別ですが、仕事がきつい辞めたいで辞めてしまうと、年収が下がったりより厳しい条件での転職を強いられるので、転職が決まってから動いても遅くはないでしょう。
独立や副業1本で生きていこうとしてる人
最後に、独立や副業1本でいこうとしている人も、原則危険です。
なぜなら、0からのビジネスは収益化までに最低半年から1年ほどかかり、決して甘くないからです。

現在は副業も認められている会社も多く、事業を膨らませながら、給料をもらわない手はありません。
あえて、自分を窮地に追い込んでまで取り組むのではなく、資金を貯めながら万全の態勢を整えて事業を始めましょう。
年収数千万を稼ぐヒトデさんですら、副業収入が本業を超えてから2年後の独立なので、最大限のリスクヘッジはしておきましょう。
副業で1年以上かけてブログが軌道に乗って、でも支出増やさずにそのまま2年近く貯金して、並行してサイトやスキル増やして、横の繋がりも作って、最大限リスクヘッジしてから会社辞めたビビりがワイやで
とりあえず辞めてなんとかなるっしょ! 方式で行きたいなら参考にする人間違えてるゾ
— ☆←ヒトデ@ブロガー (@hitodeblog) February 7, 2021
6.仕事を辞めた後のリスクも考えよう【勢いで辞めると100%失敗する】
ここまで仕事を辞めていい人・ダメな人を判断する方法をお伝えしてきましたが、一方で仕事を辞めた後のリスクも考えておくべきです。
- 保険料が高くなる
- 一時的に収入がなくなる
- 次の会社にすぐなじめない可能性もある
- 会社方針を理解したり、成果が出るまで一定の期間がかかる
会社を辞めることで保険料が高くなったり、一時的に収入がなくなるので半年から1年分の給料を貯金をして辞めた方が良いでしょう。
また、次の会社ですぐになじめるわけではないですし、仕事を理解したり、仕事の成果が出るまで一定の時間がかかることも理解しておきましょう。
いずれにせよ最悪のケースを想定しながら転職することで、いざ問題があった時に素早く対処できるようになります。
7.仕事を辞めていい人が、ノーリスクで仕事を辞める対処法
仕事を辞めていい人が、ノーリスクで仕事を辞める方法はズバリ次の順序です。
何も考えずに、次の仕事が決まってない状態で辞めるのは最も危険です。いやな気持ちや焦る気持ちはわかりますが、安全に辞めるためにぐっと堪えて機会をうかがいましょう。「どうせ辞めるんだし」と楽な気持ちで考えて日々の生活を送りましょう。
9.仕事を辞めるか迷うならエージェントに聞いてみよう
仕事を辞めるか迷っているなら、エージェントに聞いてみましょう。
なぜなら、エージェントへ相談に来る求職者は「辞めるべきか迷っている人ばかり」だからです。
そのため、あなたの状況を確認しながら「今、辞めるべきか」適切なアドバイスをもらえるでしょう。
エージェントを選ぶ場合は、年収500万円以下ならリクルートエージェントがおすすめです。
リクルートエージェントは、求職者対応数が全エージェントNo.1なので、あなたがどんな状況であれ辞めるべきか判断できます。
また、年収が500万円以上の場合は、JACリクルートメントに頼るべきです。
JACは、全エージェント中でサポート品質がNo.1で、コンサルタントは超精鋭メンバーを集めている為、ヒアリング力が高いです。
あなたが本当に辞めるべきかヒアリングを通して確認してくれます。
9.仕事を辞めたいけど言えないときの伝え方
仕事を辞めたいときの伝え方は、次の通りです。
- まずは上司の退職意思を明確に伝える
- 伝えるタイミングを間違えず退職を切り出す
- 正しい伝え方で退職願いと理由を伝える
退職を伝えるときは正しい順序で、正しい伝え方をしなければ円満退職できません。
これまでお世話になり、今後とも付き合いたい会社や上司と喧嘩別れになってしまうので、下記の記事の注意点を意識しながら伝えてみてください。
参考記事:仕事を辞めたいときの伝え方&切り出し方
10.仕事を辞めていい人・ダメな人まとめ【ずるずる決断はNG】
ここまで仕事を辞めていい人・ダメな人を判断する方法について説明しました。
仕事を辞めていい人は、次のチャンスが眠っている状態・もしくは危機的な状態のため、転職エージェントに相談していつでも転職が進められる準備を進めましょう。
一方で転職してはダメな人は、大変ですが今の会社で成長できることを探しつつ、本当に耐えられない場合は転職エージェント・友人・尊敬できる上司に相談しながら進めましょう。
『仕事を辞めること』はチャンスをつかむこともできれば、リスクを負うこともあります。
いずれにせよ仕事を辞めるのは人生の大きな転機になりますので、本記事の内容をよく読んで正しい判断をしてくださいね!
あなたのビジネスライフが納得いく幸せなものになることを心から応援しています。
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