
・今すぐ飲食店を辞めたいけど…飲食しかやってこなかったからどうしよう
・未経験からでもホワイト企業に転職して年収上げる方法を教えて!
飲食店って、目の前のお客様に喜んでもらえる超いい仕事ですけど、本当に労働時間長くてブラックだし、きつすぎですよね…本当にその気持ち痛いほどわかります…
僕自身、アルバイトを含めると飲食店で5~6年ほど働いてきましたが、そのきつさは尋常ではなく、正社員として月400時間働いたこともありました。(これを約3年間)
経験上、飲食店ははっきり言って働きすぎですし、給料がマジで安すぎなので、好きでなければ割に合ってなさすぎです。
いや、僕は飲食店で働くの大好きでしたから、好きでもやっていけないレベルの低待遇です。
給料は上がらないしボーナスはない、家族との時間が取れないし時間もすれ違う、連休がないし旅行にも行けない。僕もはっきり言って社畜でした。

本記事を読めば超ブラックの飲食業界を抜け出して、ホワイト企業で割に合った給料と家族との有意義時間も取れるようになります。
ただし経験談ですが、実際、飲食業界から別業界へ転職するにはハードルが高いので、20代前半の若いタイミングでキャリアチェンジしなければ一生、飲食業界から抜け出せなくなります。
本記事を読んだ飲食業界の人は、1秒でも早く元気があるうちに転職エージェントに登録だけでもしておいて、ブラックな環境を抜け出してくださいね。
- 先にホワイト企業に転職する方法が知りたい人は→転職のSTEPに飛んでください

この記事を書いている僕は30代で、現役戦略コンサルタントとして10年働いています。
当ブログ『ビジネスギーク』で転職情報や年収を上げる方法を発信しています
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1.飲食店の正社員がきつい&辞めたい理由20選
正社員が飲食店を辞めたいと感じる理由は次の20個です。※クリックで飛べます。
飲食店あるあるですが、店舗によってはかなり劣悪な環境なこともあるので注意が必要です。
- 拘束時間が長すぎる【終電・深夜まで働かされる】
- 休みが少なく週6日勤務が当たり前。突然の出勤もあり。
- 給料が10~20万円代で低く・ボーナスの支給もない
- 長時間の立ち仕事で体が悲鳴を上げる
- 皿洗いしすぎて手があれる・寝てなさ過ぎてやつれる・クマがひどい
- 人員不足過ぎて、重労働が日常化する
- 予算・売上ノルマが厳しく毎日プレッシャーを感じる
- 店の売上が下がると給料を下げられやすい【正社員の責任になる】
- 酔ったお客・クレーマー・常連の対応で疲れる
- バイトのミスをカバーする必要がある、弁償させられるブラック店も
- 【人間関係が悪い時は最悪】毎日同じ人に合う環境
- 【うつ病チェックシート有】心身ともに疲弊してうつ病になる
- 体育会系のノリについていけない【一気飲み強要・休むな・声出せ論】
- 後任が見つからないと辞めさせてもらえない
- 転勤や移動が頻繁にあるのがつらい【年に1-2回】
- 福利厚生が最悪【社会保険や雇用保険に入れない場合も】
- 仕事ができないとパワハラやいじめが絶えない【店長の権力は絶対】
- 休憩時間がえげつないほど少ない【ランチかき込んで終了】
- タイムカードがない、長時間労働がまずいと思っていない環境
- 市場価値が上がらない、転職しても未経験採用
1.1.拘束時間が長すぎる【終電・深夜まで働かされる】
飲食店を辞めたい1つめの理由は拘束時間が長すぎることです。
これは本当に飲食店の悪しき文化ですが、基本時間が22-24時終わりのため、そこから片付けると終電近くになります。
終電で帰れるならいいですが、深夜営業している飲食店は、ほぼ終電で帰れず、更に酷使されています。

参考:社会人の勉強時間の作り方17パターンを暴露!【超激務なコンサルが効果実証済み】
1.2.休みが少なく週6日勤務が当たり前。突然の出勤もあり。
2つ目の辞めたい理由は休みが異常に少なく、休みは日曜日や月・火曜日の1日だけのパターンも多いです。
また正社員の場合、バイトメンバーの急な休みによって、突然の出社を余儀なくされることもしばしばです。

参考:会社に行きたくないときの休む理由25選【当日・前日などタイミング別】
1.3.給料が10~20万円代と低く・ボーナスの支給もない
3つ目は長時間働いているにもかかわらず、給料が10-20万円代で非常に少なく、ボーナスもないことです。
- 僕の前職では、月400時間働いているにもかかわらず23-25万の給料で手取りは17-18万程度でした。
- またボーナスはもちろんなく、残業代もゼロでした。
中小企業やブラック企業では残業代もないため、どれだけ働いても給料が上がらないのは本当に悲しくなります。

参考:仕事を辞めたいけどお金がない!辞められない現状を抜け出す『対処法9選』
1.4.長時間の立ち仕事で体が悲鳴を上げる
4つ目の理由は長時間の立ち仕事で体が悲鳴を上げることです。
飲食店員は、硬いフローリングで立ち仕事をするため、足や腰が痛くなるのは日常茶飯事です。更には、お皿を持ちすぎや、料理のしすぎで腱鞘炎になることもありました。
最悪の場合、身体が痛すぎて起きれなくなることもありましたがそこまで行くと本当に休まないと精神的にも病んでしまいます。
1.5.皿洗いしすぎて手があれる・寝てなさ過ぎてやつれる・クマがひどい
飲食店員である以上、皿洗いの必要があり手があれてめちゃくちゃ痛いです。
更に冒頭でお伝えした長すぎる労働時間のせいでやつれたり、睡眠時間が少なすぎてクマができることもしばしばでした。

1.6.人員不足過ぎて、重労働が日常化する
6つ目の辞めたくなる理由は、人員不足過ぎて、重労働が日常化することです。
なぜなら、飲食店は労働時間も長く、給料も低いので中々採用人員が確保できないからです
そのため一人辞めると、正社員の自分がその分をカバーしなければならず重労働になるのです。
- 具体的には、2週間から1か月間休みがないこともある
- 料理からホールでの接客までをすべて一人で回すこともある
- 朝当番・夜当番の境もなくなり、毎日15-16時間働かないといけない。

1.7.予算・売上ノルマが厳しく毎日プレッシャーを感じる
7つ目の理由は予算と売上ノルマが激しく、毎日プレッシャーを感じることです。
なぜなら飲食店は、1日の売上目安が見えやすく目標も具体的な数値になるため、達成できなければ自分たちでダイレクトに責任を負わなければいけません。
客数を増やすべきと分かっていても、毎日来るかわからない顧客を待つのは相当見えないプレッシャーと戦う必要があるのです。
参考:【プレッシャーで仕事を辞めたい】コンサル直伝の絶対克服できる『考え方10パターン』
1.8.店の売上次第で給料を下げられやすい【バイトからの批判】
上記に付随しますが、飲食店は店の売上が下がると、自分の給料も下げられます。
またお客さんがこない状況が続くと、アルバイトのシフトを減らす必要があり、生活できなくなるアルバイトから批判を受けます。

参考:【給料が上がらない人の特徴7選】給料を上げる方法と昇給交渉術を解説!!
1.9.酔ったお客・クレーマー・常連の対応で疲れる
酔ったお客・クレーマー・面倒な常連の対応で疲れるのも「飲食店あるある」です。
民度の低い人ほど、態度が悪く、飲食店員を下だと思って見ているので、高圧的な態度を取ってきます。
- 酔ったお客が吐いたトイレを掃除しないといけない
- クレーマーから謎のお叱りを受ける
- 態度のでかい常連から、聞きたくもない話を聞かされる
こんな状態が1度や2度ではないため、呆れ・疲れ「なんでこんな思いしないといけないんだろう」と辞めたくなるのです。
参考:【悩みが一切消える】理不尽な要求をするクレーマー『10の対処法』
1.10.バイトのミスをカバーする必要がある、弁償させられるブラック店も
アルバイトの子はビジネス経験や職業経験がないこともあるため、仕事中のミスも多々あります。
会計金額を間違えたり、お釣りを渡し間違えて金庫の金額が合わないこともしばしばです。
また、お客様に失礼な態度を取ったり、料理を出し間違えたり、料理をこぼしてお客様にご迷惑をかけるなどのミスも正社員の指導ミスとなります。
度重なるミスと、責任を取らなければならない状況に耐えられなくなり辞める人もたくさんいます。
参考:【ブラック企業あるある】思い出すと恐怖『超ブラック企業50の特徴』
1.11.【人間関係が悪い時は最悪】毎日同じ人に合う環境
飲食店では、大手企業とは違い、毎日同じ人と一緒に長時間を過ごします。
仲の良いメンバーであればよいですが、怖い上司や料理長と一緒に過ごす時間は最悪です。

1.12.【うつ病チェックシート有】心身ともに疲弊してうつ病になる
12個目の飲食店を辞めたい理由は心身ともに疲弊して「うつ病」になってしまうことです。
飲食店の場合は、まず長時間労働による体の疲弊から始まり、その後ネガティブな感情を引き起こして精神面も崩壊していきます。
最終的に朝起きれなくなり、仕事のやる気もでない「うつ病」に発展しますので、今がつらい人は必ず下記チェック記事を読んで自分が大乗か確認してください。
参考:仕事を辞めるべきか判断できる『診断チェック項目15個』【該当するなら要退職&転職】
1.13.体育会系のノリについていけない【一気飲み強要・休むな・声出せ論】
飲食店についていけない人の中には「体育会系」のノリについていけない人も多くいます。
- 飲めないのに、お客さんや仲間から飲みを強要される。
- 疲れたら「体力がない」「精神力が足りない」と怒号される
- いらっしゃいませの声だし、声出してないとやる気ないと決めつけられる
このような体育会系のノリを強要する人は、学生時代にブイブイ言わせていた怖い人も多く、ついていけず辞めたくなるのです。
1.14.後任が見つからないと辞めさせてもらえない
飲食店では辞めたくても後任が見つからないと辞めさせてもらえず、更に1秒でも早く辞めたい気持ちになります。
長時間労働で人を探す時間もないのに「自分で後任探してこい」と言われる矛盾に絶望するのです。
参考:辞めたいけど言えない…。僕が5年目でやっと辞められた理由と5つの手順
1.15.転勤や移動が頻繁にあるのがつらい【年に1-2回】
大手飲食店だと、数年に1回店舗移動や転勤があります。
そのため、マイホームを購入できなかったり、子供が友達ができたタイミングで引っ越しなどつらい場合があります。

1.16.福利厚生が最悪【厚生年金・健康保険に入れない場合も】
ブラック飲食店では厚生年金や健康保険に入れない場合もあります。
なぜなら雇用保険と労災保険については、基本的に一人でも従業員が雇用されている事業所は雇用保険と労災保険の適用事業所となり加入が義務付けられていますが、厚生年金や健康保険は加入が義務付けられていないからです。
法律違反をして雇用保険と労災保険すら入れない飲食店もあるので、自分の身を守るために事前に確認しておきましょう。
1.17.仕事ができないとパワハラやいじめが絶えない【店長の権力は絶対】
飲食店では仕事をできない人に対していじめやパワハラがある職場も多いです。
また料理長や店主に対して誰も文句が言えず、委縮している職場もあります。
暴力をうけたり、きつい言葉を何度も浴びせられるようであれば、今すぐ転職して環境を変えましょう。
1.18.休憩時間がえげつないほど少ない【ランチかき込んで終了】
飲食店あるあるですが、休憩時間がえげつないほど少ない店舗もあります。
忙しいランチタイムが終わって休憩時間が15分しか取れなかったりすることも当たり前で、ご飯食べた後は、超絶眠たい状態でまた午後の仕事が始まるのが苦痛でした。
飲食店をやるにしても人数が少ない所だと全然休憩できないので注意が必要です。
1.19.タイムカードがない、長時間労働がまずいと思っていない環境
前職で本当にやばいなと感じたのが、タイムカードがなく残業代もないことでした。
長時間労働をさせているにもかかわらず、それが当たり前と思っている会社や職場は異常です。
会社や上司の無言の圧力で、働くのが当たり前になっている職場は今すぐやめるべきでしょう。
1.20.市場価値が上がらない、転職しても未経験採用
最後に辞めたい理由が、どれだけ頑張っても市場価値が上がらないからです。
なぜなら飲食店の仕事は単純作業や肉体労働が多い為、企業で必要となる思考スキルが少なく付加価値が低いからです。
また転職しても未経験採用になるため、キャリアアップや年収アップが難しいのも辞めたい理由です。
2.【飲食店あるある】普通では考えられない辞めたい瞬間9選
次に、普通では考えられない辞めたい瞬間9選をお伝えしていこうと思います。
飲食店員ではあるあるですが、このような瞬間が多い人は退職を検討した方がいいかもしれません。
2.1.週休1日からの休み明け
まず最も辞めたい瞬間は休みが週休1日で、休み明けのタイミングです。
なぜなら終日週6日働いていることで、身体はボロボロで寝たらまたすぐ次の日が来てしまうからです。
体力を回復させようと夕方まで寝ていると「仕事ばかりの人生本当に嫌だ」と絶望して僕は何度辞めたいと思ったかわかりません。
2.2.半休なのに5~7時間、普通に働かされる
2つ目の辞めたい瞬間は半休なのに、5~7時間ほど働かされて半休を取らないといけないことです。
午前中に出社して4時間ほど経つと丁度ランチタイムで「今から帰るの?」という雰囲気が本当につらくて辞めたくなります。

2.3.朝から晩まで同じ仕事の繰り返し【終電での帰路】
3つ目の辞めたい瞬間が朝から晩まで同じ仕事の繰り返しだと感じるときです。
毎日同じ道を通って出社し、夜遅くまで同じような作業で働く。更に終電で帰って寝たらまた朝が来る。
こんな生活を続けていると「もっと人間らしい生活をしたい」と虚しさが襲ってきて辞めたくなる瞬間が何度もありました。
2.4.労働時間が400時間越えだったとき【時給計算して絶望】
4つ目は労働時間が400時間越えだった時です。単純計算で16時間以上の働き方を月26日(月休4日)働かないと、それくらいになりません。
人の2倍働いているのにボーナスも出ない、給料も上がらない。会社から「今月あなたは会社で一番残業しています」と言われた時に怖くなりました。

2.5.終電でも帰れず、店舗で寝て、またすぐ仕事に行かないといけないとき
5つ目の辞めたい瞬間は終電でも帰れず、店舗で寝て朝を迎えるときです。
なぜなら飲食店はお客様が深夜までいると、片づけをしている間に、終電が無くなってしまうからです。
特に小さい飲食程で勤務規則に疎く、店舗で寝ると疲れも取れず、シャワーを近くで浴びる出費も重なるなど、本当に最悪の気分でした。
2.6.家族や彼女のイベントを祝えない、イベントを店でやらないといけない
6つ目の辞めたい瞬間は家族や彼氏彼女のイベントを祝えない、もしくは店でしか祝えないことです。
理由は飲食店は正社員やアルバイトの数が少なく、休みたい日程で休めないからです。
- 休みたい日にバイトが足りず、正社員は出社必須
- 休もうと思っても、金曜日やイベントごとは店が忙しいのでそもそも休めない
飲食店で働く以上、イベントは無縁と思った方がいいと心に誓い、とはいえ大切な人と過ごすために早く辞めたいと僕は思ってました。
2.7.お金や家族の将来がとてつもなく不安になる
7つ目はお金や家族を養えるのか、ふとした瞬間にとてつもなく不安になることです。
なぜならどれだけ働いても残業代は出ないし、給料が増える見込みがないからです。

断言しますが飲食店で働いている以上、オーナー以外は絶対豊かになれないので、稼いで自由な時間が欲しければ今すぐ別の業界で働くことをおすすめします。
2.8.会社や現場で洗脳教育にあったとき(仲間・家族・チーム論)
最後に会社や現場で。洗脳教育にあった時も辞めたいと思う瞬間です。
どれだけ働いても「全員で頑張ろう」と謎の団結力が芽生え、飲食店ではダメなものをダメと思わない環境が萬栄しています。
また飲食店は体力勝負で頭を使わない人も多いため「考えるよりもやれ」と、将来何も変わらないにもかかわらず間違った努力をする人もいます。
ほとんどがこのような環境で給料が上がったり、効率の良い仕事ができるわけないと感じ僕は辞めたいと感じました。
3.飲食店の5業種別のきつさ比較。ワーストランキングTOP5
次に飲食店の業種別のきつさをアップしておきます。自分が働いた部分でお伝えしていければと思います。
- ブライダルホテルの配膳
- 居酒屋・バー
- 老舗旅館・高級レストラン
- ファミレス・ファストフード
- パン・カフェ
- ケータリング
- デリバリーサービス
まずブライダルホテルの配膳は毎日15-6時間働くのですが、重労働も多くミスできないプレッシャーが半端じゃなかったので最もきつかったです。
第2位は居酒屋です。こちらも安定のブラック度で民度が低く、酔っぱらったお客の対応が大変です。
とはいえ、話したり飲むのが好きな人にとっては楽しい職場だと思うので2位にしました。
3位は旅館や高級レストランです。労働時間も長いのですが、上司が厳しく古い人間が多いので精神的に面倒です。
4位はファミレスですが、もう意味わからないくらい忙しい時が毎日続きます。また子連れが多く結構うるさくて耐えれない人がいました。
パン屋やケータリングは比較的のほほんとした雰囲気で楽しく過ごせ、デリバリーサービスは誰にも怒られず自分のペースで作業できるので、人間関係が面倒な人はおすすめです。
4.僕が大好きだった飲食店員が辞めた理由
5~6年という歳月を飲食店に捧げてきた僕ですが、辞めたメインの理由は次の通りです。
- 長時間労働と勉強できない環境がつらかった
- 旅行や遠出できないのが、悲しくなった
- 一切給料が上がらない現実に心底不安になった
最もつらかったのが長時間労働で、本を読んだり新しいことを勉強できる環境がなかったことです。
言い訳かもしれませんが、当時、終電で帰るとへとへとで次の朝はぎりぎりまで寝てました(寝てないと本当にやばかった)
自分の中で成長が感じられず、このまま年をとっても市場価値が上がらない未来が見えていたので、転職を決意し今では年収は2倍以上になっています。
また冒頭でお伝えした通り、飲食店は連休が取れないので家族や彼女と旅行や遠出できないのも本当につらかったです。
仕事は人生を楽しむ手段であり、仕事で人生を楽しめないのは本末転倒だと感じ、飲食業界を離れました。

最後はどれだけ頑張っても給料が上がらない現状に将来が不安になったのが大きいです。当時22歳から27歳まで給料が23~25万からあがりませんでした。
関東に住んでいたので家賃を引くと、全然お金が残らず貯金ができません。さらに自己投資する時間もお金もないので、このままではまずいと心から焦ったのを覚えています。
やめたい理由はまだまだ数え切れないほどあります。それくらい飲食業界の労働環境や待遇は劣悪です。
今悩んでいるあなたも早めに進路変更すればまだやり直せるチャンスがあるので、たった1度の人生を棒に振らないようにしてください。
5.【飲食店を辞めたい】未経験からホワイト企業に転職するSTEP
劣悪な飲食業界からホワイト企業へ転職するSTEPは次の通りです。順に説明していきます。
- とにかく1社「転職エージェント」に登録する
- 転職モードになったら『おすすめエージェントを2~3社を比較』
- アルバイトもしくは後輩を育てておく
5.1.とにかく1社「転職エージェント」に登録して電話やメールで相談
まず最も重要なSTEPが、とにかく1社転職エージェントに登録して電話やメールで相談することです。
なぜなら僕も経験がありますが、飲食業界は激務なため、転職活動さえ疲れてできない・面倒と感じる人がほとんどだからです。
そのため、とにかく1社でいいので転職エージェントに登録して、よくわからない状態でも1回エージェントに会ってみてください。
参考記事:【年収別】あなたにピッタリな「おすすめ転職エージェント」ランキングTOP10を紹介!
すると「自分でも転職できるかもしれない」と転職スイッチが入って、転職情報を調べるようになります。

参考:転職活動のやり方がわからない人が最初に読むべき『転職マニュアル7手順』
5.2.転職モードになったら『おすすめエージェントを2~3社を比較』
1社に登録してみたらおすすめの転職エージェントを2~3社比較して調べてみましょう。なぜなら、それぞれ取り扱う非公開求人や、求人やサポート内容が違うからです。
またキャリアアドバイザーもあなたに合う場合と、全然合わない場合があるため、最高のパートナーを見つけるためにもエージェントの複数利用は必須です。

【重要】未経験からの転職に強いエージェントを使おう
僕もそうでしたが、飲食業界は市場評価が低くみられるため、中々求人を紹介してもらえません。
飲食店上がりの未経験者がホワイト企業転職したければ、20代・未経験者・ニートの方に特化したエージェントを使いましょう。
ここでは丁寧にサポートしてくれ求人を紹介してくれるおすすめの転職エージェントも紹介しておきます。
おすすめ①:ハタラクティブ
ハタラクティブはフリーターや第二新卒に特化した転職支援サービスで、内定率は驚異の80.4%の実績を誇ります。
未経験歓迎の求人が2000件以上あり、カウンセリング実績は15万人にのぼる、未経験者や第二新卒にとにかく優しいエージェントです。
ハタラクティブは厚生労働省の「若者キャリア応援制度」受託事業者として2014年から2016年まで認定されていた実績もある就職活動支援サービスです。

当時の僕は自分に自信がなかったので『大手転職エージェント』は行きづらく、未経験者でも就職確率を上げたいと選んだのがハタラクティブでした。
初めての転職で右も左もわからず超不安でしたが、ハタラクティブの方にサポートいただき転職の流れが良く理解できました。今でもハタラクティブにはとっても感謝しています。
転職や就職に自信がないけど、悩みを相談したい場合は是非ハタラクティブを利用してみましょう。
\ フリーター・未経験・第二新卒におすすめ /
ハタラクティブの評判は悪い?第二新卒で使った僕がリアルな口コミを解説‼
おすすめ②:マイナビジョブ20’s
マイナビジョブ20’sは20代・第二新卒・既卒向けの転職エージェントで、年間45000人以上の20代が登録しています。
マイナビ唯一の20代専門サービスで、20代の転職市場を熟知したキャリアアドバイザーが1人1人を入社までサポートしてくれます。
更に、適性診断・キャリアカウンセリング・求人紹介・面接対策・履歴書・職務経歴書の添削など20代の転職を全てサポートしてくれるので、転職未経験者やニートの方には特におすすめです。

おすすめ③:DYM転職
DYM就職は20代・第二新卒・既卒はもちろん、フリーターやニートの方向けの正社員求人を多数紹介しています。
経歴や学歴に不安がある人も、2000社の優良企業を紹介してくれるので正社員に転職・就職ができますし、最短1週間でのスピード入社も可能です。

全国32か所に拠点があるので、筆記試験が苦手な人にもお勧めできるエージェントです。
おすすめ④:いい求人net
いい求人netは営業職に特化した、営業正社員専門の求人情報・転職サイトです。
営業職に特化していることもあり、他の転職サービスでは取り扱っていない優良企業や積極採用企業の求人情報を多数保有しています。
また、キャリアアドバイザーも営業職に精通しており、キャリアカウンセリングから求人の紹介、応募書類の添削や面接対策、更には面接の日程調整や年収交渉、入社次期交渉まで専任のコンサルタントが一人一人と向き合ってくれます。
また求職者が安心して次のステージへキャリアップできるように、6項目20カテゴリーの評定が設定されています。
更に、その他規定をクリアした求人企業が一目で分かるように「いい求人認定」というマークを求人情報に掲載してくれているので、ブラック企業を避けることができておすすめです。
5.3.アルバイトもしくは後輩を育てておく
転職エージェントを1~2ヶ月利用すると、早い人だと内定をもらえるようになります。
ただし飲食店では、後任がいないと辞められない謎の風習がありますので、辞める数か月前からアルバイトと後輩の正社員を育てておきましょう。
後釜を育てたタイミングで辞めないとまたずるずる辞められない負のループに入ります。
参考:仕事辞められないまま5年が経った僕の経験談【辞めますと言えず超後悔】
辞められるときに勇気をもって一言「辞めます」というだけで、人生が変わるので怖いかもしれませんが勇気を振り絞って決断しましょう。
6.【実体験】飲食店を辞めたいなら早くしないと手遅れになる
ここまで『飲食店員が仕事を辞めたいと感じる理由』と『未経験でもホワイト企業に転職できる方法』についてお伝えしました。
辞めたい理由がありすぎましたが、本記事を読んでくれている飲食業界のあなたは、当時の僕と同じように劣悪な環境で働いている可能性が高いでしょう。
- 普通では考えられないような長時間労働、連休無しの勤務環境。
- 低賃金で給料は上がらない。ボーナス&残業代も無い。
- 転職先も見つかりにくく、未経験転職のため転職後に給料が上がるまで時間がかかる。
僕が大好きだった飲食店を辞めた理由も、やはりお金と時間がないと人生幸せじゃないと心から思ったからです。
人生時間とお金があれば8割の悩みは消えるのは本当です。
なぜなら僕はいま、当時のように毎月通帳を見て不安に襲われたり、仕事の疲れを癒すために休日も家で寝た切りなんてことはないからです。
飲食店は素晴らしい仕事ですが、劣悪な環境でキャリアを重ねると、転職先がなくなり本当に飲食以外で働けなくなります。
そうならないためにも結果的に転職しなくてもいいので、1社でも必ず勇気をもってエージェントに相談に絶対行ってください。
それが僕のように、あなたの人生逆転のきっかけになるかもしれませんから。
本記事を読んでくれたあなたが、家族と過ごす時間ができたり、旅行に行ける金銭的な余裕が得られるキャリアを得られることを心から応援しています。
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