
この記事を書いている僕は30代で、現役戦略コンサルタントとして10年働いています。
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・辞めたい時は最初に上司に相談すべき?
・上司・友人・家族へどんなときに相談すればいいの?
こんな悩みを抱える人に向けて、様々な人に仕事の相談して、悩みを解決してきた僕が『仕事を辞める時の相談方法』を解説します。
本記事を読むことで、下記について知ることができます。
- 最初に誰に相談すればいいかわかる(相談相手の選び方も)
- どんな時に上司・友人・家族・エージェントに相談するのか理解できる
- 最も悩みが解決できる相談の仕方がわかる

「仕事を辞めたいほどの悩み」をそのままにしておくと、当時の僕の様に心身が崩壊してうつ病になってしまいます。
一方で、相談する相手と使い方・順番を間違えると社内で問題になったり、悩んでいることがばれて噂になり会社に居づらくなるので注意が必要です。

本記事を読んで①相談相手の選び方②相談相手の順番付け③相談して悩みを解決する方法を手に入れて、より良い環境で仕事ができるよう動いてみてくださいね!
- 転職したい決意が固まっている人は→おすすめ転職エージェントの章へどうぞ
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1.仕事を辞めたくて相談したい理由を明確にしよう
仕事を辞めたくて相談したいときは相談内容を明確にしておきましょう。
なぜなら、相談したい時に具体的な悩みを自分自身が理解しておかないと、相手も何を解決すればよいか「問題の根本解決」がわからないからです。
仕事を辞めたい理由は大きく15通りほどあります。
- 病気やうつの手前
- 上司との人間関係が合わない
- 仕事が辛すぎて、耐えられない
- 貧乏から抜け出したい・給料を上げたい
- 労働時間が長すぎる。時間が欲しい。
- 仕事の将来が不安でしかない。
- 20代でキャリアアップ転職に失敗したくない。
- 定時で帰りたい。
- 福利厚生がいい会社で働きたい
- 同僚や上司を見返したい
- やりがいのある仕事がしたい
- グローバルで活躍したい
- 独立したい・誰にも指図されたくない
- 好きなことに挑戦してみたい
- 結婚・妊娠
自分がどんな理由で辞めたいのか下記記事を参考に見てみてください。
参考記事:『仕事を辞めたい15の理由』と悩み別の解決策を徹底紹介!【あなたはもう十分頑張った】
2.仕事を辞めたいときは最初に誰に相談すべき?【内容によって変わる】
仕事を辞めたいときは、最初に相談しても仕事に影響が及ばない「本当に信頼できる友人か家族」に相談しましょう。
一番ダメなのは、職場の上司に相談することです。上司は会社のメンバーや上層部に報告する恐れがあるからです。
上司に最初に相談するときは、上司に助けてもらえるパターンの場合みにしましょう。
- どうしても部署移動したい
- Aさんとの人間関係が悪い
- 仕事の成果が出ないので相談に乗ってほしい
3.仕事辞めたいときの相談相手と相談内容
仕事を辞めたいときの相談相手と、それぞれに相談すべき内容についてお伝えします。
相談相手を間違えると、悩みが解決されないのと、社内に噂が広がってしまうので注意が必要です。
3.1.上司に相談する内容
まず上司に相談する場合は、仕事内容や社内人間関係について相談しましょう。
なぜなら、上司はあなたが悩む経験と同じ経験をしている可能性が高く、解決の糸口を提案してくれるからです。
また社内の人間関係が悪ければ、部署移動などを上申してくれるためあなたの環境を変えるキーマンにもなりえます。

3.2.信頼できる友人に相談する内容
信頼できる友人に相談する場合は、仕事環境や仕事がどうしてもつらくて話を聞いてほしい時に頼りましょう。
なぜなら、話を聞いてもらうことで悩んでいる問題が整理できたり、客観的な視点でアドバイスをくれるからです。
可能であれば信頼できる友人を下記2パターン探しておくとベストです。
- なんでも「うんうん」と聞いてくれる友人
- 客観的に厳しい意見も述べてくれる友人
前者は、あなたの捌け口になってくれ「つらいね・大変だね」と慰めてくれる人です。人は弱い生き物なので、支えたり慰めてくれる友人がいると頑張れるものです。
もう一方は、あなたのことを客観的に厳しく見てくれる人です。
厳しい友人は今のあなたに必要な知識やスキルなど、成長に繋がるアドバイスをはっきり伝えてくれるので合わせて、用意しておきましょう。
3.3.家族に相談する内容
次に家族に相談するときは、夫婦であればもちろんすべて相談した方が良いです。
なぜなら急に辞めると夫婦の支出に響くからです。2~3か月間先を見越した貯金も事前にしておく必要があります。
まだ結婚してない人は、親や兄弟など家族に相談できる関係であれば、何でも相談しましょう。
「最悪、辞めて家に帰ってくれば大丈夫だから」「そっか…大変だね」と心のよりどころになってくれ、精神的に大変頼りになります。
3.4.SNSや知らない人に相談してもいいと思う
誰にも相談する人がいない、専門的な内容(病気など)で相談できる人がいない人はSNSやYahoo知恵袋で相談してもよいと思います。
なぜならSNSには逆境やつらいブラック企業を乗り越えた人や、専門分野に詳しくて優しい人がたくさんいるからです。
また友人や家族にも相談できない、お金やコンプレックスの話をニックネームで聞けば、解決の糸口をつかむことも可能です。

3.5.転職エージェントに相談する内容
最後に仕事をどうしても辞めたい、耐えられない場合は早急に転職エージェントに相談しましょう。
なぜなら、仕事の悩みがあなたにとって根深い場合は、早急に解決しなければうつ病になってしまうので、転職した方が早いからです。
具体的には、給料や・嫌いな上司が居座っており部署移動はできない・人事評価など改善されるまで時間がかかる悩みは、2~3年でも解決しないかもしれません。

「転職で時間を買う」という言葉があるように、環境を変えるとそれまでの悩みが嘘のようになくなるケースは少なくありませんので、本当に悩んでいる人はまず転職エージェントに相談しましょう。
4.仕事辞めたいときに相談してはいけないNGな人
仕事を相談する相手と相談内容をお伝えしましたが、当然相談してはいけないNGな人もいます。
辞めたいと思っても相談してはいけない人は、次のような人です。
- 人に興味がないテキトーな人
- 秘密を守れない人
- 自己保身ばかりの上司や同僚(会社の犬系人材)
- 解決法を持ってなさそうな人・頼りない人
4.1.人に興味がないテキトーな人
まず初めに「話を聞いている雰囲気で人に興味がない人」には相談すべきではありません。
なぜなら、テキトーな人や忙しくて相手にしてくれない上司に相談しても、あなたの悩みの根本原因が解決されないからです。
あなた自身は真剣に悩んでいるのに、一緒に悩みに向き合ってくれない人に相談しても時間の無駄なので、別の人を当たりましょう。
4.2.秘密を守れない人
2つ目は『秘密を守れない人』です。なぜなら仕事の悩みを言いふらされるとあなたの職場での立場が悪くなるからです。
- あの人が仕事を辞めようとしてる。だから育てるのは時間の無駄
- あの人が会社の陰口を言ってた。上司に報告して、自分の評価を上げよう。
このように、社内であなたの悪い評判が回ったり、最悪の場合「伝えたことと違った情報が流れる」ケースもあります。
普段から秘密を守ってくれる人か、本当に相談しても大丈夫な人かは確認しておきましょう。
4.3.自己保身ばかりの上司や同僚(会社の犬系人材)
自己保身ばかりの上司や同僚に相談しても、助けてくれませんので相談は辞めておきましょう。
そのような人は人間関係の改善のために双方を諭したり、問題を起こしたメンバーへ面と向かって怒れません。
特に多いのが「相談は乗ってくれるけど、伝えてほしいことを会社や上司に伝えてくれない人」です。
そのような人は、大事な場面で会社や上司からあなたのことを守ってくれない人なので、注意してください。
4.4.解決法を持ってなさそうな人・頼りない人
最後に、頼りない・相談しても問題解決できなそうな人に相談するのは辞めましょう。
なぜなら解決できない人に相談しても、根本的な解決には至らず、悩みが堂々巡りするからです。
あなたはなぜ相談するのですか?そうです、問題解決したいからですよね。相談するときは可能な限り問題解決できそうな人に相談してみましょう。

5.相談しても仕事を辞めたい場合は「転職エージェント」で解決
相談しても仕事を辞めたい場合は、まず転職エージェントに相談しましょう。なぜなら転職すると、社会人が悩む大半の理由を解決できるからです。
【社会人が悩む理由】
- 上司・同僚との人間関係が悪い
- 低賃金・給料が上がらない・退職金もない
- 長時間労働・残業代無し・休日出勤など
- 仕事がつまらない・得意ではない仕事
これらの悩みも転職してしまえば、全て解決できます。仕事の悩みは環境を変えることで解決するものがほとんどなのです。
今は転職するつもりがなくても、平均的に転職活動には2~3か月を必要とするので、まず2~3社に話だけでも聞いておきましょう。

20社以上のエージェントに登録する僕が『おすすめの転職エージェント』を紹介するので、気になったエージェントから見てみてください。
おすすめ①:リクルートエージェント
公式サイト:https://www.r-agent.com/
『リクルートエージェント』は40年以上の歴史がある実績No.1のエージェントで、これまで45万人以上のサポートを行っています。
特に求人量が30万件(非公開求人含む)以上と他社を圧倒しており、どのエージェントよりも選択肢が豊富です。
またリクルートはコンサルタントの営業力が高く、自分のことを超アピールしてくれるので助かります。
【僕のリクルートエージェント体験談】
求人案件の豊富さは選択肢が多く、自分の可能性が広がりました。親身になって、自分を高く売ってくれるパートナーは転職で必須で、僕自身もとても心強かったです。
リクルートは、高収入が狙えるコンサル転職に強いエージェントでも「No.1」になっています。
リクナビNEXTで求人を探して『リクルートエージェント』で応募の流れは20代転職の王道だと改めて実感しました。

【転職者の8割が利用】リクルートエージェントの評判&口コミと絶対利用すべき理由
おすすめ②:JACリクルートメント
公式サイト:http://www.jac-recruitment.jp/
JACリクルートメントは業界第3位に位置する大手エージェントで、外資系・国内企業のグローバルポジションについては国内実績No.1を誇ります。
特に次のような『グローバルポジションや海外案件を紹介してほしい人』におすすめです。
- 外資系案件が全体の60%を占めている
- 企業と求職者を支援する担当者が一人なのでマッチング度が高い
【僕のJACリクルートメント体験談】
JACは企業と転職者に対する担当を一人で行う「両面型スタイル」でマッチング精度が高いです。
外資系・グローバル求人は1番多く、僕はJACで紹介された海外に出張できる会社に転職しました。
また、コンサルタントは全員優しくてとても品格があります。対応も非常に丁寧で、親身になって付き合ってくれました。

【JACリクルートメントの評判と口コミ】担当者がダントツ優秀でおすすめ!実際に利用した感想も紹介
おすすめ③:doda
公式サイト:https://doda.jp/
『doda』は、8万件以上の求人情報を取り扱う大手転職エージェントで、業界経験者を対象とした求人年収が比較的高めの求人が多めです。
更に、おすすめポイントは転職者の満足度がNo.1であり、転職サポートが素晴らしい点です。(※公式サイト/電通バズリサーチ調べ)

doda(デューダ)の評判・口コミは?『2大エージェント』がすごい11の理由
おすすめ④:パソナキャリア
公式サイト:https://www.pasonacareer.jp/
パソナキャリアはリクルートエージェントに次ぐ転職エージェントで、転職時の年収アップ率が67.1%と確かな実績を誇っていることです。
またエージェント利用者の半数以上がこれまで転職経験がなく、転職が初めての人に高評価を受けています。
【僕のパソナキャリア体験談】
僕も実際にお世話になりましたが、最もコンサルタントに清潔感があり、キャリア相談に親身になってくれました。
更にはパートナーのきめ細かなサポートが目立つ転職が初めての人でも安心感抜群の会社です。
スタッフが若くサポート経験値が低い場合があります。任せきりにせずに仕事を探すことも成功のポイントです。

【パソナキャリアの評判】初心者にサポートが手厚いのは本当?実体験と口コミを解説‼
6.仕事を辞めたいときの注意点
相談しても辞めたいときの注意点を他にもお伝えしておきます。
辞めるタイミングによって、キャリアや年収に差が出るので、次以降の参考記事をよく読んで、正しいタイミングで転職を検討しましょう。
6.1.「仕事を辞めた方がいいレベル」を事前チェックする
あなたが今どれくらい仕事を辞めるべきか『診断チェック項目』で調べてください。
参考記事:仕事を辞めたいときの『診断チェック項目15個』を紹介!【該当するなら要退職&転職】
4個以上チェックが付いた人は、転職しなくても転職エージェントと退職代行とのコネクションは作っておきましょう。
【チェック数と評価水準】
- 1~3個未満:会社に不満ありだが現状問題
- 4~6個:危険信号(友人・上司・転職エージェントに相談、いつでも転職できる準備)
- 7~9個:危険(今すぐ転職すべき・すでにうつ病の傾向がある人は休職する)
- 10個以上:超危険:ほぼうつ病の可能性が高いので、医師に早急に相談。
※あくまで僕の考えた基準ですので、チェック数が少なくても危険だと思った場合はすぐ医師に相談してください。
6.2.仕事を今「辞めていい人」・「ダメな人」を知っておく
転職を検討していても『辞めていい人・ダメな人』がいます。
今転職するタイミングではない人が転職すると後悔する可能性があります。
参考記事:仕事を辞めていい人・ダメな人に具体的な判断方法を書いてますので、あなたが「今辞めていい人」か「ダメな人か」を調べてみてください。
【〇:仕事を辞めていい人】
- 人間関係がつらすぎる人
- うつ病・うつ病の疑いがある人
- 今の仕事が圧倒的に向いていない人
- 希望職種に配属されない人、やりたいことができない人
- 給料が上がらない、見込みがない
- 会社の将来が不安
- 長時間労働や残業で時間がなさすぎる
【✕:仕事を辞めてはダメな人】
- 不平不満を言うだけで何もしない人は辞めない方がいい
- 「上司が教えてくれない」と他責の人
- 職場の環境のせいにする人
- 家族・親の介護のために辞めるか迷っている人
- 仕事で疲れている人は辞めない方がいい
- 40代以上や高齢になってからの退職
- 独立や副業1本で生きていこうとしてる人
6.3.仕事が辛くても「転職先が決まってから退職」しよう
仕事を辞める場合の注意点ではないですが、仕事を辞めるのは転職先が決まった後にしましょう。
なぜなら、仕事を辞めてから、転職活動を始めるとお金の心配から焦って転職先を決めてしまったり、転職が上手くいかない場合に後戻りできないからです。

参考記事
7.仕事を辞める前に、焦らず相談しよう
ここまで『仕事を辞めたいときの相談相手と相談の仕方』についてお伝えしました。
まず、相談したい理由を明確にして、最初はビジネスの相談を上司へ、それ以外の悩みは友人や家族にしましょう。
また悩みの内容に合わせて上司・友人・家族・SNS・転職エージェントに相談することで、最短で悩みを解決できるでしょう。
一方で『相談してはいけない4パターンの人』への相談は避け、逆に悩んだり、時間を無駄にしないことも重要です。
辞めたいほどの仕事の悩みを抱えたまま生活すると、いつか悩みを抱えきれなくなりうつ病になるので、悩みが根深くなる前に相談して解決してくださいね。

本記事の相談方法を実践したあなたのビジネスライフが、最高のものになることを心から応援しています。