ゆーろ
こまっ太くん
ロングテールSEOってなに?どんなメリットがあるの?
なぜロングテールSEOを行うとアクセスが増えるの?なにをすればいいの?
ロングテールキーワードの具体的な探し方が知りたい
本記事ではそんな疑問にお答えしていきます。
僕自身も上位表示のきっかけをつかむことができたのは、ロングテールSEOのおかげでした。
本記事でロングテールキーワードについて学んだことを実践したおかげで、10個以上のキーワードで上位表示を取ることができました。
協調スニペットで使われている記事もあります。
- 強調スニペットとは、ユーザーがGoogle検索で質問をするような検索を行った際に、回答となるWebサイトを検索結果の最上部に強調表示する仕組みのこと。 検索結果一覧の上部に挿入され、強調されることにより、ユーザーの注目が集めることが出来るのが特徴。
本記事の前半では、以下2点
- ロングテールSEOとは
- ロングテールSEOのメリット
後半では、以下2点についてお伝えします。
- アクセスを倍増させる対策
- ロングテールキーワードの具体的な探し方
それではさっそくいってみましょう!
目次(クリックすると見れます)
1.ロングテールSEOとは?
ロングテールとは、クリス・アンダーソンによって提唱された「需要の小さなニッチな商品を揃えることで、売上などの成果に大きく貢献する現象」とも言います。
その中でもロングテールSEOとは、ビックキーワード(1語・2語で検索ボリュームの多いキーワード)ではない、
比較的検索ボリュームの小さな複数語キーワードで上位表示してアクセスを獲得する手法のことです。
ロングテールキーワードとはロングテールSEOに活用する複数語キーワード(一般的に3語以上)のことで、「SEO,対策,キーワード」などです。
ロングテールSEOは、ビックキーワードに比べて検索ボリュームが小さいですが、上位常時の確率が上がります。
さらにロングテールSEOを理解することでビックキーワードも狙うことも可能です(実際僕もビックキーワードで複数上位表示が取れています)
2.ロングテールSEOの重要性
ロングテールSEOがそこまで重要視される理由は何でしょう。
それは、小さな検索アクセスを集めることができるからです。そしてそのカギになるのが検索上位化(検索順位を上げること)です。
具体例を挙げると、初心者が立ち上げたばかりの新規サイトは「ドメインパワー」と呼ばれる「サイトの力」が弱いため、同じクオリティの記事を書いていても上位表示されません。(ドメインパワーが増え始めるのは近年では半年から1年といわれています)
そのため自然検索(Google検索)からうまくアクセスを稼ぐことが難しいのです。
そのため、ビッグキーワードといった競合性が高く上位表示が難しい検索キーワードを狙うのではなく、競合性の低いロングテール(スモール)キーワードを狙います。
着実に上位表示記事を増やしながら、アクセスを増やしたり、ドメインパワーを上げる必要があります。
それでも例えば1記事に10のアクセスがあれば、10記事書けば1日当たり100アクセルになりますので「塵も積もれば山となる」の気持ちで、まずは小さなキーワードから始めましょう。
ロングテールキーワードで記事を書き続けることで、微量ながらも検索流入が積み重なっていき、将来的に大きなアクセス数が見込めるようになるので、ロングテールSEOの成功が加速します。
3.ロングテールSEOの効果
ロングテールSEOの効果は絶大です。
ロングテールSEOを開始した初めのころは、検索流入が増えたり減ったりしながら、右肩上がりにアクセス数が緩やかに推移して、小さな効果が実感できます。
小さな自然検索流入が増えることで、サイトに力が付き始めてドメインパワーが上昇します。
ドメインパワーが上昇すると、サイト内の各ページの順位も数段階一気に上がって更に大きな検索アクセスがサイトに流入するようになります。
運営して約半年ですが、徐々に右肩上がりでアクセス数が伸びているのが分かります。
僕も初心者だったころはロングテールSEOについて全く理解できなかったので、ここからさらに伸びていくと感じています。
時間はかかりますが、1人の相手に最高の記事を届ける気持ちで記事を書きましょう。
4.ロングテールSEOの7つのメリット
ロングテールSEOの重要性と効果についてお伝えしたところで、ロングテールキーワードのメリットとデメリットについてお伝えします。
4.1.上位表示を狙いやすい
キーワードがニッチになればなるほど競合の存在は減っていきます。
このためロングテールSEOはビックキーワードに比べて、上位表示を狙える可能性が高まるのが1つのメリットです。
例えば「dmm 英会話」のようなキーワードは月間平均検索ボリュームが10万~100万もありますが、それだけ競合も多く、検索順位10位以内に入るのはかなり難しいでしょう。
そこで「dmm dmm 割引」など別のキーワードで記事を書くことで、月間平均検索ボリュームは10-100ですが、競合が少ないため、上位表示を狙うことができます。
記事についても「DMM英会話を探している人」から「DMMを探しているけど割引で入会・アプリインストールをしたい人」に向けた記事に記事をずらすことができます。
4.2.ピンポイントなニーズに刺さる記事が書ける
ロングテールSEOの場合、キーワードが3語以上になるため、よりピンポイントなクライアントに対して記事を書くことができます。
基本的にビックキーワードと呼ばれる「1語・2語のキーワード」はニーズと捉えるのが難しいといわれています。
たとえば「dmm 英会話」というキーワードだとdmmのオンライン英会話に入会したいのか?退会したいのかわかりませんよね?
一方たとえば「dmm 英会話 退会」だとしたら退会したい人に向けた記事を書くことができますよね。
このように、ロングテールSEOはビックキーワードよりもピンポイントなニーズに刺さる記事が書けるのがメリットです。
良質な記事を書く時のポイントは、具体的な読者(ペルソナ)の検索意図を想定して、目の前の一人に徹底的に伝わる記事を書くことです。
検索意図の把握方法は【プロ直伝】誰も知らない「5種類の検索意図」の調べ方と上位表示記事の書き方で解説しています。
具体的な一人にも伝わらない記事は決して万人に伝わるはずがありません。
ロングテールキーワードでまずはピンポイントなニーズに刺さる記事を書く練習をしましょう。
4.3.高いコンバージョン率を狙える
ロングテールSEOで3語以上のキーワードを選定し、ユーザーにマッチしたコンテンツを書けば、高いコンバージョンを狙えます。
なぜなら、ロングテールキーワードで検索する読者の方が、独特かつ具体的で深刻な悩みを抱えているからです。
もしくはエリアが記載されている場合はより、具体性が顕著になります。
たとえば「歯医者 削らない 巣鴨」といったキーワードで検索をする人は、削らない治療をしてくれる巣鴨の歯医者を探していることが分かります。
エリアもかなり具体的なので、巣鴨でおすすめの削らない歯医者について書けば、上位表示を獲得できることが分かります。
更に、巣鴨の人はほとんどの人が一度はこの記事をクリックし、本当におすすめの削らない歯医者であれば高確率で電話・予約(CVR:コンバージョン)をすると思います。
全然ネタバレしてしまってもいいのですが、僕は「板橋 歯医者 削らない」で5位くらいに入っています。
僕自身WordPressを始めて間もなくこの記事を書いて上位表示をできたことからロングテールSEOの威力に気づきました。
初心者が活路を見出す効果的な方法なので、ぜひ試してみてください。
4.4.競合が少ない
ロングテールSEOのメリットは競合が少ないのがメリットです。競合が少ない理由は「平均検索ボリュームが少ない」からです。
大手企業などは検索ボリュームを狙えるキーワードで記事を書く傾向にあります。
企業のリソース(人的資源)を透過するのに費用対効果が求められるので、アクセスを稼げない記事を書くのは時間とお金の無駄だからです。
※検索ボリュームの少ない部分は外注も活用しています。
だからこそ大手企業が書かないようなキーワードを探して書くことで、ブルーオーシャンの中で記事が書けるのです。
4.5.ローコストで実施が可能(広告費も不要)
ロングテールSEOは、リスティング広告のように広告費がかかりません。
またWebサイトの内部設計を変更する技術的な要素も不要なため、自社・個人のみでコストを抑えて取り組むことが可能です。
もちろん、外注を活用してクオリティの高いライターさんに記事を書いてもらったり、コンテンツを効果的に増やすことで、それだけWebサイトへの流入数が増加し、効果的になります。
しかし、予算がない場合でも地道に記事を書き続けることで、地道な努力を実践できるのは駆け出しのブロガーやアフィリエイター個人にとって助けになります。
4.6.中長期で検索流入と安定したブログ運営が可能になる
ロングテールSEOのいいところは、競合が入りにくいので順位変動がビッグキーワードに比べて起きにくいところです。
競合が少ないので急に順位を落とされることがありません。
1コンテンツ当たりの流入数が少なくても、今テンスの数量で勝負するため、1部のコンテンツの順にが下がってしまったとしてもダメージが少ないもの特徴です。
結果的に中長期で検索流入を稼ぐことができ、安定したブログ運営が可能になります。
- 複合キーワードとはいえ、きちんとキーワードを選定したうえで順位を追いかける必要がある
- 順位が下がった場合には、
4.7.チームで取り組みやすい戦略である
ビックキーワードの派生キーワードである、ロングテールキーワードを複数準備した後に、チームでそれぞれの記事に対応すると効果的です。
例えば「SEO 対策」でキーワードを取りたいときは
- SEO 対策 ロングテール
- SEO 対策 内部対策
など様々なキーワードで分担することで、SEO対策記事に力がつくことになります。
5.ロングテールSEOの3つのデメリット
5.1.情報収集とコンテンツの作成に手間がかかる
ロングテールSEOのデメリットはコンテンツの作成に手間がかかることです。
これはビックキーワードでも同じですが、やはり細かな情報で記事を書くことは大変です。
更にロングテールキーワードで記事を書くときは、より細かい、これまでにない情報が求められることが多く、情報収集に時間がかかる必要があります。
例えば「お風呂 カビ」について記事を書くのであればおすすめのお風呂用洗剤(カビキラー)などを紹介すればよいのですが、
「お風呂 カビ 取れない」だとカビキラー以外のよりニッチな方法を探す必要があります。(カビキラーでカビが取れない人が検索しているので、カビキラーやその他の洗剤については把握しているはず)
つまり外注業者・専門業者・裏技などをリサーチする必要があります。このようなことがロングテールSEOでは起こりえます。
5.2.中途半端に取り組むと検索アクセスがほぼない
冒頭からお伝えしている通りビックキーワードに比べて、ロングテールSEOは圧倒的に検索ボリュームが少ないため、中途半端に記事を書いてしまうと順位が低くなり、全く検索流入がないことも起こりえます。
ニッチなキーワードを狙って、情報を調べ、一生懸命記事を書いたにもかかわらず、報われない努力になる可能性もありますので注意が必要です。
どうしても初めのうちは数やや量を意識してしまうことも多いのですが、徹底的にこだわった記事を書くことを最重要において取り組みましょう。
5.3.成果が出るまでに時間がかかる
ここまでお伝えした通り、上方収集とコンテンツ作成に時間がかかる。
更には中途半端な記事を書いても意味がないため、自分の持っている最大限の力で1記事を書く必要があります。
これらの状況から個人でブログを運営している場合はそこまで急激に記事数を伸ばせるわけではないので、どうしても成果を出すまでに時間が必要です。
成果の出ない期間が長いのと、アクセスが得られないことでブログ運営をあきらめてしまう人も出てきますので、もともと3か月から半年、長ければ1年くらいは成果が出ないものだと思って取り組みましょう。
6.ロングテールキーワードの探し方
最後に具体的なキーワードの探し方についてお伝えしていきます。
6.1.Googleキーワードプランナー
まず初めにキーワードプランナーです。
Googleのサービスであるキーワードプランナーを使うことで、副業キーワードと検索ボリュームを把握することができます。
キーワードプランナーの使い方は【2020年最新版】正しく使えてない!効果的なキーワードプランナーの使い方で解説しています。
6.2.Googleサジェストキーワード
次にGoogleサジェストキーワードです。
Googleの検索窓にキーワードを入力すると、よく検索されているキーワードが候補として表示される”サジェスト機能”を参考にします。
Googleサジェストに表示される候補のキーワードはある程度月間検索数が多く、トレンドなどで検索数が増えているものなので、ロングテールキーワードを探している人にはおすすめです。
6.3.関連キーワード取得ツール
関連キーワード取得ツールも、大変便利な機能を持っています。
「関連キーワード取得ツール」はGoogleサジェスト、教えて!goo、Yahoo!知恵袋の情報元より関連キーワードを一括取得し、表示するツールです。
網羅的な複合キーワードを見つける際におすすめです。
キーワードを入れると複合キーワードを検索してくれます。めちゃくちゃ便利です。
7.ロングテールSEOの概要・メリット・探し方 まとめ
ここまで、ロングテールSEOとは?メリットとアクセスを倍増させる●つの対策と探し方を解説しました。
話をまとめていくと
→ビックキーワード(1語・2語で検索ボリュームの多いキーワード)ではない、
比較的検索ボリュームの小さな複数語キーワードで上位表示してアクセスを獲得する手法のこと。2.ロングテールSEOの重要性
→小さな検索アクセスを集めることができ、検索上位化を図れるから。3.ロングテールSEOの効果
→アクセス数の増加とドメインパワーの上昇4.ロングテールSEOの7つのメリット
41.上位表示を狙いやすい
4.2.ピンポイントなニーズに刺さる記事が書ける
4.3.高いコンバージョン率を狙える
4.4.競合が少ない
4.5.ローコストで実施が可能(広告費も不要)
4.6.中長期で検索流入と安定したブログ運営が可能になる
4.7.チームで取り組みやすい戦略である5.ロングテールSEOの3つのデメリット
5.1.情報収集とコンテンツの作成に手間がかかる
5.2.中途半端に取り組むと検索アクセスがほぼない
5.3.成果が出るまでに時間がかかる
6.ロングテールキーワードの探し方は以下の3つ
6.1.Googleキーワードプランナー
6.2.Googleサジェストキーワード
6.3.関連キーワード取得ツール
最後にお伝えしたいのは、ドメインパワーがつくまでは徹底的にロングテールキーワードで記事を書くことです。
何度もお伝えしている通り、ビッグキーワードを狙って書いても大手競合には絶対勝てません。
まずは地道に他社や他のブロガーが書いて無いキーワードは何かを考えながら、スモールキーワードで上位表示を狙いましょう。
どのブロガーも「ロングテールSEOについてもっと早く学んで実践しておけばよかった」と口をそろえて言います。
努力が無駄にならないように、着実に上位表示できる方法を選んで、数年先のビッグキーワード獲得に向けて力をつけましょう。
本日は以上です。
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