・人生のどん底で将来に光が見えない
・今からでは巻き返しができない
・退屈な人生で生きている意味を見出せない
人生でつらいことに直面すると「人生終わった」「取り返しがつかない」と感じてしまうことがありますよね。

しかし「人生終わった」と感じていても、その後の人生も生きていかなければならず、ネガティブな気持ちのままでは何事に対しても斜に構えてしまうものです。
このように「人生終わった」と絶望を感じてしまうのは、その後の人生でいくらでも取り返すことができることを知らないからです。
この記事では、『20代で人生終わった…と絶望や諦めている人』に向けて【希望を持って立ち直るための方法や考え方】について紹介します。
本記事を読むことで、諦めかけていた人生に希望が持てるようになり、疲れた身心のケアややり直すための活力が湧かせることに役立ちます。
人生終わったと絶望感を持って生きていても百害あって一利なし、本来であれば楽しいこともつまらなく感じるようになってしまいます。
また、最悪の場合には生きることを諦めてしまうことにも繋がりかねません。
今、人生が終わったと諦めかけている20代の人はこの記事を読み、立ち直るための参考にしてください。
【人生終わったと感じるならなおさら環境を変えよう】
- 人生終わった状況から人生を変えるには、環境を変えるしかありません。
- 独立・転職・転職など何でもいいので、今いる状況から、職場環境と付き合う人を変えるのがベストです。
- なぜなら、職場環境、人間関係、あなたの評価などすべてを大幅に変えられるからです。
- 順番的には≫転職で時間的・収入的に安定させて≫空いた時間で副業≫副業収入が50万を超えたら、独立・フリーランスの順に進めていくのが最も安全です。

この記事を書いている僕は30代で、現役戦略コンサルタントとして10年働いています。
当ブログ『ビジネスギーク』で転職情報や年収を上げる方法を発信しています
:https://twitter.com/yuro_tasteearth
1.「人生終わった」と思っても何とかなる理由
第1章では「人生終わった」と思っても何とかなる理由を紹介します。
人によって、これまで何度も「人生終わった」と感じたことがある人もいることでしょう。
しかし、今も生きていられるのはなぜでしょうか。
これは、人生終わったと絶望や諦めの気持ちを抱いても、そのたびに立ち直れてきたからです。
一瞬感じるような程度の絶望であれば時間とともに風化していきますが、ここで重度の絶望でも立ち直れる理由について解説します。
理由①:人生をやり直す方法は無数にある
一般的に20代とは若い年代であり「まだまだこれから!」の世代です。
その一方で、ほとんどの人が20代で社会人となり、現実が見え始める時期でもあります。
そのため、今の自分では太刀打ちできないようなつらい現実を目の当たりにすると「人生終わった」「お先真っ暗」と将来に対し希望が持てなくなってしまうのです。
しかし、人生100年時代と呼ばれる昨今において、20代には70~80年やり直すチャンスが残っています。
次の例を見てみましょう。
・借金の返済がいつまでも終わらない → 今よりも稼げる方法を探せば良い
・人と比べて才能で劣っている(限界を感じている) → 自分の長所を探せば良い
・職場環境がつらくて働きたくない → 転職して職場環境を変えれば良い
・失恋や離婚で将来が不安 → 新しい出会いを探せば良い
「それができれば苦労しない」「つらい状況から早く抜け出したい」と否定的な気持ちや焦りを感じている人もいることでしょう。
しかし、焦っても状況は好転せず、努力なくして人生を立て直すことができないことは、紛れもなく事実です。

≫【20・30代で人生をやり直したい】後悔を断ち切る”考え方”と『人生の逆転方法』
理由②:失敗は捉え方によっては成功である
「失敗は成功の基」の言葉の通り、失敗は捉え方によっては成功だと認識しましょう。
かの発明家アインシュタインも「失敗?これはうまくいかないということを確認した成功だよ」と言っています。
何事においても最初から成功する人は少ないものです。
大切なのは失敗した原因を分析し、同じ轍を踏まないようにすることです。

理由③:どんな失敗をしてもあなたの存在自体には価値がある
「人生終わった」と絶望を感じてしまうと、自己否定や被害妄想の気持ちを抱いてしまうものです。
こうしたネガティブな気持ちから、自身に対して「存在価値がない」と考えてしまうこともあるでしょう。
しかし「生きているだけで丸儲け」の言葉の通り、あなたの存在自体に価値があることを忘れてはいけません。

≫【人生失敗ばかり】手遅れと後悔する前にやるべき5STEP※逆転可能な考え方
2.「人生終わった」と覚悟するケースと具体的な解決法
人はどのような状況に陥ると「人生終わった」と感じてしまうものなのでしょうか。
人によって理由や原因はさまざまですが、同じような原因によって絶望を感じている人も少なくありません。
第2章では、多くの人は「人生終わった」と感じてしまう7つのケースと、それぞれの具体的な解決法を紹介します。

ケース①:多額の借金を背負うことになった時
「お金がない」「借金がある」状況は非常につらく、資本主義社会において借金を背負っていると生活や行動に多くの制限が発生します。
・新商品が発売されても購入する余裕がない
・安いものばかりで好きなものを食べることができない
・友人知人と遊びに行くことができない
・次の支払いの金策ばかりを考えて心が疲れてしまう
上記は一例ですが、お金がない状況とは心身ともに疲弊してしまうものです。
また、特に毎月借金の返済に追われ、給料が手元に残らない状況が続くと「なんのために働いているのだろう…」と働く気力も失われていきます。
以降では、このような状況を打開する方法について紹介します。
対処法①:転職して給料を上げる
借金の返済に追われて手元にお金が残らないのであれば「転職して給料を上げる」ことを解決の糸口にできます。
「給料を上げるのに、なぜ転職なの?」と疑問に感じた人もいることでしょう。
一般的な会社員の場合、昇給は年に1~2回であり、その上り幅も5,000~10,000円が相場です。
昇給が1回であった場合、年収に換算すると60,000~120,000円です。
転職であれば100万円以上の年収アップが見込めることも多々あり、昇給を待たずして月々の給料を増やせます。
また、転職活動の末に内定を獲得しても、雇用条件が希望とマッチしなければ辞退をするだけなのでリスクもありません。

【人生終わったと感じた時は転職が最短で逆転できる】
- 人生終わったと感じた時は「転職」が最も人生を逆転できます。
- 理由は、職場環境、人間関係、あなたの評価などを大幅に変えることができるからです。
- 当然ですが、環境が変われば今とは違う未来が待っていますので、人生終わったと感じた時は何かを大きく変えるのが一番です。
≫【年収別】あなたにピッタリな「おすすめ転職エージェント」ランキングTOP10
≫【転職で絶対利用すべき鉄板3社】転職成功率・キャリア・年収すべて爆上がり!
対処法②:借金を少額でも返済する癖をつける
借金を少額でも返済する癖をつけることは非常に重要です。
毎月の返済で支払いが足りない状況に陥ると、別のところから借金をして支払うといった「自転車操業」状態になることも珍しくありません。
借金を背負っていなかったときは借りることに抵抗があった人でも、一度借金をしてしまえばその後のハードルが心理的に低くなるからです。
このような自転車操業ではいつまで経っても苦しい状況から抜け出すことができないのはもちろん、最悪な場合どこからも借りることができない状態に陥ることも起こり得ます。
そのため、先に紹介した転職による給料アップした分や、節約で支出を減らした分を返済に回す習慣をつけなければならないのです。
対処法③:専門家に相談する
「もうどうしようもない」「首が回らない状態」であるならば、弁護士や司法書士といった専門家に相談することも方法の一つです。
法的手続きにより債務整理をすることでリセットすることも可能です。
「いきなり法的手続きは…」と尻込みしてしまう人は、ファイナンシャルプランナー(FP)に相談することも選択肢にあると覚えておくと良いでしょう。
ケース②:会社をクビ or 出世コースから外れた時
自給自足生活をしていない限り仕事をしてお金を稼がなければ生きていけません。
生きていくための要ともいえる仕事において、会社をクビもしくは出世コースから外れてしまった際にも「人生終わった」と感じるものです。
クビや出世コースから外れたことで絶望を感じる理由には次のものが挙げられます。
・収入源を失ってこの先どうやって生きていけば良いのか分からない
・無職(ニート)になってしまったという負い目
・これまでの努力が無駄になってしまった喪失感
・「クビ=不要」と認識し、自身が無価値であるように感じる
仕事を失ったら、真っ先に収入源がなくなったことに対する焦りや不安を感じることでしょう。
そして、同世代が社会人として働いているにもかかわらず、自分は無職であることに負い目を感じることもあります。
また、出世するために頑張ってきた人は、コースから外れてしまったことを知り、これまでの頑張りが無駄になったと喪失感から「人生終わった」と感じてしまいます。

以降では、仕事をクビもしくは出世コースから外れてしまった状況から立ち直るための対処法について紹介します。
対処法①:まず休んでから、徐々に気持ちを切り替える
クビや出世コースから外れてしまった場合、非常に強い心的ストレスを感じるため身心を休めることからはじめましょう。
焦りや不安からすぐにでも対処しようと活動したくなりますが、疲れた状態で行動しても良い結果を出すことはできません。
また、冷静な判断ができない可能性が高く、焦って再就職や転職した結果、ブラック企業に入ってしまっては目も当てられないでしょう。
このような理由から、まずはしっかりと身心を休め、冷静に行動できるように備えなければならないのです。
≫【人生に疲れた時…】ラクに生きる考え方と逃げたい『底辺人生』からの逆転法
対処法②:会社都合退職にして失業保険を受け取る
会社をクビになってから最も心配なのは収入源を失ってしまうことです。
これまで貯金をできていなかった人はなおのことでしょう。
・家賃をはじめとする固定費の支払いができない
・食料を買うことができない
・家族に迷惑をかけてしまう
上記のような、さまざまな不安が頭をよぎるものです。しかし、会社を解雇された場合には失業保険を受給できます。
ただし、失業保険は自動的に受け取れるものではないので最寄りのハローワークにて手続きしなければなりません。
その際のポイントは、退職理由を「自己都合」ではなく「会社都合」にすることです。
これによって、一般的な離職者よりも手厚い給付が受けられる「特定受給資格者」になれます。

対処法③:就職活動を始める
いつまでも無職でいるわけにはいかないので、しっかり休んで身心をケアできたら就職活動を開始しましょう。
再就職する際には以下の方法が主流です。
・ハローワークを利用する
・転職サイトを利用する
・転職エージェントを利用する
これらは「どれか一つしか利用してはならない」ルールはないので、複数利用することをおすすめします。
複数登録することで、より多くの求人情報を確認できるほか、キャリアアドバイザーとの相性が悪かった場合などにも対応できるメリットがあるからです。
また、これらのサービスは無料で利用することができるので、金銭面の不安を感じることもありません。

ケース③:働きすぎでうつ病になった時
責任感が強い人にありがちなのが、働きすぎでうつ病になった時に「人生終わった」と感じてしまうものです。
特に「自分はうつ病にならない」と思っていた人は精神的なショックも大きいことでしょう。
・通勤電車に乗ろうとしても体が受け付けない
・気分の浮き沈みが激しい
・集中力が低下しケアレスミスが増える
・慢性的な疲労を感じ、気力が湧かない
こうした精神状態であるためポジティブな気持ちを持てなくなってしまうのです。
このような状態に陥った場合の対処法を以降で紹介します。
対処法①:自分を絶対に攻めないこと
うつ病になった際には「うつ病になったのは自分の心が弱いからだ」「仕事が遅い自分が悪い」などと、自分を責めてはいけません。
労働基準法で過労死ラインが設けられていることからも分かるように、人間誰しも働きすぎると心身ともに調子を崩してしまうものです。

対処法②:まずは休んで心と体を回復させる
うつ病と診断され「人生終わり」と感じている人は、まず休んで心と体を回復させることに専念するようにしましょう。
身心が万全でない状態で無理に行動しようとしても良い結果が得られないのはもちろん、最悪な場合には生きることを諦めるような状態に発展しかねません。
このように状況を悪化させないためにも、しっかりと身心を休めることが重要なのです。
ケース④:受験や就活に失敗した時
受験や就職は人生の分岐点ともなるイベントなので、これらに失敗すると「人生終わった」と感じてしまう人は大勢います。
・学歴は将来に大きく影響するから取り返しがつかない
・企業から内定をもらえない自分はダメな奴だ
・ブラック企業に就職してしまって職歴に傷ついてしまった
いずれも将来に対しての影響を危惧し「取り返しがつかない」思いから、総じて人生終わったと考えるようになります。
このようなケースにおいての対処法は以降で紹介します。
対処法①:過去の失敗を引きずらない
失敗してしまったものはどうすることもできないので「失敗を引きずらない」ことが重要です。
これは失敗に対して軽く考えることではなく、失敗を悔やんでネガティブな気持ちを持ち続けないことを指します。
なぜ失敗したのか原因を分析したら、失敗した気持ちを切り替えるようにしましょう。
対処法②:次の目標を見据えて動き出す
受験や就職で失敗しても過去に戻ってやり直すことはできないので、気持ちを切り替え次の目標を見据えて動き出しましょう。
・受験に失敗したけど難関資格を取得して巻き返そう
・就職に失敗したけど転職して良い職場に移ろう
このように、20代は受験や就職に失敗してもいくらでも挽回するチャンスがあります。
失敗した悔しさを糧に、次の目標に向けて努力するようにしましょう。
ケース➄:事故や警察沙汰になってしまった時
事故で不自由になってしまったり、警察沙汰で前科前歴がついてしまったりすることは、将来に対して非常に大きな影響を与えます。
そのため、このような状況に陥ると「人生終わった」と感じてしまう人が非常に多いのです。
それでも絶望から這い上がるためにはどのようにしたら良いのか、以降でその方法を紹介します。
対処法①:自分にできることを探す
「事故により体が不自由になってしまった」
「前科前歴が付いて就職できる企業がほとんどなくなってしまった」
このような状況でも、諦めず自分にできることを探すことが大切です。
また、体が不自由になってしまったなら
「動かすことができる部位でできる仕事はないだろうか」
前科前歴が付いたことで就職できる企業が限られているのであれば「フリーランスで働いていこう」などのように、今の自分にできることを探していきましょう。
対処法②:事故を二度と繰り返さないこと
事故の加害者となってしまった場合には、第一に「事故を二度と繰り返さないこと」を肝に銘じましょう。
二度三度と事故を繰り返していると、取り返す苦労がより増えるのはもちろん、事故によって自身の健康を損ねてしまう可能性も高まります。
十分に反省をし、事故を起こす以前よりも注意深く行動し、同じ過ちを繰り返さないようにしましょう。
ケース⑥:大好きな恋人にフラれた時
恋人に依存してしまう人が陥りがちなのが、失恋によって絶望を感じてしまうことです。
・別れた恋人以上の人なんていない
・裏切られて誰も信用できない
・この先ずっと独りかもしれない
失恋の傷は時間が解決してくれることが多いものですが、いつも一緒にいた人がいなくなる分ショックも大きいものです。
以降では、このような場合の対処法について確認していきましょう。
対処法①:フラれた原因に真摯に向き合う
フラれてしまうことには必ず原因があり、これらに真摯に向き合わなければ同じ失敗を繰り返してしまいます。
・相手に他に好きな人ができた
・二股かけられていた挙句にフラれた
上記のような理由でフラれた場合「自分のせいではない」と感じる人も多いことでしょう。
しかし、次のような見方をすることもできます。
・相手に他に好きな人ができた → 自分磨きを怠ったから
・二股かけられていた挙句にフラれた → 自分に見る目がなかったから
このようにフラれた原因を自身でしっかりと消化し、次に活かせるようにしましょう。
対処法②:感謝の気持ちを忘れず前に進む
フラれたことを根に持ち、元恋人に対してネガティブな感情を抱いてしまうことは少なくありません。
・別れるんだったら付き合っていた時間が無駄
・これまで尽くしてきたのに最悪
しかし、恋人でいた時には幸せな時間があったからこそ、それを失ったことで「人生終わった」と感じているのです。

ケース⑦:仕事で何をやってもうまくいかない時
仕事で何をやってもうまくいかない時、周囲の人と比べて劣っている自分を責めてしまうケースも少なくありません。
・成果を上げられない自分は会社に不要
・周囲と比べて劣っているのが惨め
・今後もうだつが上がらないまま働いていくのか
このような負の感情から、自身の将来に希望が持てなくなってしまっているのです。
仕事がうまくいかずに絶望している場合には、次の対処法を試してみましょう。
対処法①:うまくいかない原因を洗い出す
仕事がうまくいかないことには必ず原因があります。たとえば、次の例をみてみましょう。
・準備不足で商談やプレゼンに失敗した
・知識やスキルが不足している
・自分のことばかりで周囲が見えていない
・注意力が散漫している
ビジネスには2つの5W1Hがあります。
1つ目はご存知の通り、Who(だれが)When(いつ)、Where(どこで)、What(なにを)、Why(なぜ)、How(どのように)を指します。
もう1つの5W1Hは「Why(なぜ)」を5回繰り返し掘り下げることで根本的な原因を究明し、それに対して「How(どのように)」を実行します。
これらを実施する際には、頭の中ではなく紙に書き出して可視化することで整理しやすくなります。
≫【仕事でうまくいかない】辞めたい・左遷候補から抜け出す人生逆転法
対処法②:少しでも状況が改善するよう努力する
原因が究明できたら、少しでも状況が改善するよう努力をしましょう。
失敗が続いていると、早く成果を出したい気持ちからつい焦ってしまいますが、それらは禁物です。
いきなり大きなことを達成しようとはせず、小さいことでも良いので今の自分の状態でもできることから始めるようにすると良いでしょう。
3.「人生終わった」ときに逆転できる考え方&行動
「人生終わった」と感じるほどの絶望から逆転するためには、考え方を変えることが非常に重要です。
これは失敗した以前の考え方のままでは同じことを繰り返してしまう可能性が高いほか、ネガティブな気持ちのままでは前を向くことができないからです。
第3章では、「人生終わった」と感じた時に逆転できる考え方を7つ紹介します。
考え方①:思いっきり休む
絶望的な状況に陥ると「人生終わった」だけではなく、「何とかしなきゃ」と焦る気持ちが生まれるものです。
しかし、身心のケアができていない状態では失敗を繰り返したり、事態を悪化させてしまったりすることも十分にあり得ます。
「今は休む時」「休むことは次に進むための準備」と考え、思いっきり休んでリフレッシュするようにしましょう。
≫会社に行きたくないときの休む理由25選【当日・前日などタイミング別】
考え方②:人生逆転できると信じ、気持ちを切り替える
「人生終わった」と諦めてしまいたくなりますが、人はいつでもやり直すことができます。
現時点がどん底であると考えればこれ以上酷い状況に陥ることもなければ、失うものもありません。
「あとは這い上がるだけ」「人生は逆転できる」と強い気持ちをもって、行動に移すようにしましょう。
≫【人生どん底でもう無理…】どんな状況でも這い上がる5つの方法※勇気が湧く『逆転エピソード』も紹介
考え方③:失敗した原因を棚卸しする
人生を左右するような大きな失敗をすると、つい目を背けてしまいたくなりますが、原因を棚卸することも重要です。
また、原因分析だけではなく、自身が抱えている感情も併せて整理することで、現在の立ち位置やこれからやるべきことを再確認できます。
こうした原因や感情の棚卸をする習慣を身に付けておくと、その後の人生でもブレることなく生きていけるようになります。
≫【人生失敗ばかり】手遅れと後悔する前にやるべき5STEP※逆転可能な考え方
考え方④:環境を大きく変える
つらい気持ちのときには、住居や職場など環境を変えることを選択肢に入れることもおすすめです。
「すぐに引っ越しも転職もできない!」人は、部屋の模様替えやインテリアを新調するなどでも良いでしょう。
環境を変えることで気持ちをリセットすることができます。
考え方⑤:成功者(ロールモデル)から学ぶ
成功者(ロールモデル)から学ぶことも逆転するための方法の一つです。
なぜなら、ロールモデルから学ぶということは、先人の成功体験を辿ることを指し、解決スピードを速めることができるからです。
ロールモデル選びのポイントは以下を参考にしましょう。
・自分と似た境遇から成功している人
・模倣できる人を対象にする
そのため、自身の境遇とかけ離れた人や模倣できない人では意味がありません。
状況に応じてロールモデルを変えながら、状況を打開していきましょう。
考え方⑥:意味ある行動をとり続ける
どん底にいる人生を逆転させるためには非常に多くの努力を要し、近道や抜け道はありません。
一刻も早くつらい状況から抜け出したい人は、意味のある行動をとり続ける意識が必要です。
ただし、根詰めれば良いというわけではなく、息抜きもしなければ走り続けられないので「休憩することも意味のある行動」であることを忘れないようにしましょう。
考え方⑦:失敗を自虐ネタ・ストーリーにする
失敗を自虐ネタ・ストーリーにすることも立ち直るためには非常に役立つ考え方です。
自身の失敗を面白おかしい話にすることで「大したことではなかった」「ウケた分、儲けたな」と感じられるようになります。
このようにポジティブな気持ちを持てるので、つらいときには失敗談を面白おかしくストーリーにしてみましょう。
≫どんな状況でも這い上がる5つの方法※勇気が湧く『逆転エピソード』も紹介
4.僕が「人生終わった」と感じた経験
第4章では、僕自身が20代で「人生終わった」と感じた経験について紹介します。
- 新人時代に営業最下位で左遷
- 新しく入った部署でも成果が出ずに転籍
- 転籍先で地獄の様な重労働
4.1.新人時代に営業最下位で左遷
僕自身が最初に人生終わったと感じたのは、社会人1年目の営業時代でした。
優秀な動機と競争する中で、ビジネススキルもない僕は、1年間営業成績が最下位で、部署異動を命じられました。
当時の会社は、営業ランキングが紙に張り出されるのですが、毎回1番下に自分の名前がある事実に自信を失い「人生終わった」と早々に悟りました。

≫【営業ノルマがきつい】目標達成の秘訣とすぐ辞めるべき職場の『5パターン』
4.2.新しく入った部署でも成果が出ずに転籍
20代で「人生終わった」と思った2つ目の経験は、営業部署から飛ばされた後の、新規事業部でした。
今となっては自分が悪いのですが、仕事のできない僕は毎日上司から怒られて、ミスを繰り返していました。
余りに上司から怒られるので、上司の顔も見れず、机が近いのにもかかわらずやり取りはすべてチャットで行っていました。
上司のことが怖すぎて、顔も見たくない、同じ環境にいたくないと本気で思ってました。
最終的に自分の実力不足と、上司との人間関係も悪かったので、異動先でも成果が出せず、最終的に別のグループ会社に出向を命じられてしまいました。
このタイミングで、うつ病を発症し、1~2週間ほど寝込んでしまいました。

≫【上司が嫌いすぎて仕事を辞めたいあなたへ】13の対処法を紹介する
4.3.転籍先で地獄の様な重労働
最終的に、グループ会社の飲食店に出向させられたのですが、ここでも毎日15~16時間労働という超激務での働きを強いられます。
年間休日50日、次の労働時間400時間、給料は上がらないし、ボーナスも少ないと言った環境は、本当に気がおかしくなりそうでした。
いや、正直言うとこの段階では、気がおかしくなって、正常な判断ができなくなっていたという方が正しいかもしれません。
ここまでお伝えした通り、営業ができず挫折、左遷先部署でも成果が出せずうつ病→転籍、最終的な飲食店でも心身ともに疲弊。
上記経験を振り返ると、「20代で人生は終わった」と思っても全く不思議ではない状況でした。
- そんな中でも、自分を救ってくれたのは「転職」のおかげで、環境や付き合う会社や人が変わったら、人生が変わり始めました。
- 【勇気は一瞬、後悔は一生】の言葉通り、あのとき「辞めます」の人頃が言えなかったら、今頃変わらない毎日を絶望しながら過ごしていたと思います。
- 20代で人生終わったと感じた人も、20代であれば絶対やり直せるので、環境を全部変えて、「1度自分の人生は終わった。もう一度やり直そう」と再チャレンジしてみてください。
5.「人生終わった」を乗り越えると成功に近づく
ここまで【20代で人生終わった…】と人生絶望した人がやるべき全て。について紹介しました。
人生100年時代といわれている現代において、やり直しや逆転するチャンスは数多く存在します。
一見、失敗や絶望に見える挫折も、将来から見れば必要なストーリーであることはよくあるからです。
「人生終わった」と感じた時は、まずは思い切り休んで気持ちを切り替え、失敗した原因を棚卸ししましょう。
つらいですが、失敗から反省しなければ同じ経験を繰り返すことになります。
人生終わったと感じた時は、絶対に環境を大きく変え、ロールモデルとなる成功者を研究しまくってください。
そうすることで、少しずつではありますが、人生が変わり始めるでしょう。

本記事を読んでくれるあなたが挫折から立ち上がり、毎日が楽しいイキイキとした人生を送れることを応援しています!
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